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ワークショップに参加したなら忘れずに振り返りをすること

こんにちは BOKUです。
この前、知人に誘ってもらい、地域の「話し合い」促進事業に参加してきました。
さまざまな人の意見を聞くことができ、せっかく多様な意見に触れてきた機会だったので振り返りと、考察をnoteにまとめてみます。


どんなワークショップだったか

地域の協議会が主催で、市や県の協力事業のワークショップでした。
テーマは「望ましい未来像」について
高校生からシニア世代まで大体30人弱の参加者がいました。
(知り合いは誘ってくれた知人を含めて2人)
平日夜の開催で時間は2時間でした。
はじめに講師の方のワークショップの取り組み方の説明があり、
その後5〜6人のグループに分かれて各テーブルで未来像を話し合い、
意見を取りまとめた後に、グループ発表を行うという流れでした。

話し合い方法は、グループのファシリテーター役の人が進行役となり、
まずは個人ワークのアイディア出しの時間がありました。各々のアイディアを付箋に書きだしていく感じです。次にグループワークに移り、先程のアイディアを順番に発言しながら、模造紙に貼って、もし似た意見のある人はその周りに付箋を貼っていってグルーピングしながらまとめていくやり方でした。最後に発表の時間がありました。

印象に残ったワード

印象に残ったアイディアのワードをメモしたので列挙します。
・1日地域でしっかり過ごせる。
・街なかの賑わいを中心に話が広がった。
・田舎は街灯が少なく暗いので安心して歩けるようになるといいな。
・憩いの場所、居場所がすべてにつながる共通ワードに挙がった。
・楽しい、活気、キラキラが大事な要素だよね。
・昔あったイベントが懐かしい。
・魅力のある仕事先が多くなるといいな。

印象に残ったワードに対して、2つ思うところがありました。
1つは、街全体がただ古くなっていくこととコミュニティの活力低下に対する危機感です。充実した住みやすい暮らし、活気があって楽しい暮らしの実現に関する意見が多数ありました。多く意見が出るということは、どこか普段から寂しく思う節があるのか、長年の変化を見てきて思うところなのか、都会への憧れからくるものなのか。いずれにしても、多くの人が多くの場面で「現実と理想のギャップ」「現状の危機感」を感じているということだと思います。少子高齢化と都会への若い世代の流出による人口減少や生活様式の多様化による地元との関わり方の変化、全国の地域で同じように抱えている課題にどう向き合うのか考えさせられます。

2つ目は、「1日地域でしっかり過ごせる」の意見が、そうだよな〜と共感したこと。共感の一方で、現状の場合はどうなのか、ぱっと想像できませんでした。全4回のプログラムの第2回目の内容に、まち歩きをして、実際の地域課題解決に向けてのアイディアやヒントを見つける回があるので、そのときに、1日地域でしっかり過ごせるかに注視して、まち歩きをすることで見えてくるものがありそうです。

振り返ることの大切さ

2時間の時間の中では、アイディア出しからなんとなくまとめるまではできるけれども、それ以上の深堀りには到底時間が足りなく感じました。本当は同じように地域課題意識をもった人たちと真面目にトークを重ねて議論を深めていきたい、壁打ちしながら、実行に結びつくような取り組みをしたいけれども、そのような相手がなかなかいないので、せめて自分自身で振り返ります。振り返りをして、もう一歩深く考えないと、せっかくの刺激までがリセットされてしまうので。
振り返りをしたことで、「理想と現実のギャップで大きく感じるものを見つけてみよう」、街を歩く機会には、「1日を地域で過ごす視点」で考えてみようという気持ちが湧いてきています。
noteに書いている今、振り返りの大切さを感じています。

まとめ

ワークショップに参加したことで斜めの関係性が生まれそうな感触がありました。つながりを広げていくには、知り合いのつながりって大事ですよね。
いい刺激のきっかけを得ました。

そして、参加した!で満足しない。自分の糧にするには振り返ることが大切です。


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