「考えない」

人は毎日
「食事」をするし
「お風呂」に入るし
「睡眠」もとりますね。

それらの行為は
生きるために大切な
要素を含んでいますから
ないがしろにはしたくないです。

「一汁一菜」もそうです。
「一汁一菜」とは
単に「質素」なご飯をいただく
ことでもありません。

「一汁一菜」の始まりは
「材料」の買い出しから始まります。
そして、準備をして
食べます。

食べた後には
「お茶」などを飲んで
使った「お茶碗」などを洗って
最後にしまいます。

ここまでの一連の
作業の流れが「一汁一菜」なのです。

そこには
「考える」余地はありません。
毎日クルクル回していかなければ
「ご飯」が食べられません。

「ご飯が面倒なら、お菓子を食べればいい」
とはいかないでしょう。

今日は休日です。
そうして今日が終わると
また、仕事が待っています。

もうすぐ「お盆」ですね。
これも大切な行事です。

面倒だから
日時を止めることもできません。

３６５日クルクル日は回ります。

考えてみると
私たちの生活って
いろんなことがありますね。

でも、それを避けることは
できません。

それでも
時は回ります。

そこに「考える」余地は
ほとんどないでしょう。

これが
私が「一汁一菜」を始めて
気づいたことです。

しかし、
繰り返されるのは
面倒なことばかりではありません。

やはり
どんなことがあっても
人間お腹が空きます。

ですから
「ご飯」などで
空腹を満たしてあげれば
心が落ち着きます。

やはり「食べること」は楽しい。

「お風呂に入ること」は
気持ちいいですし
「眠ること」は
嫌なことを引きずらない
効果もあります。

また「一汁一菜」の話に
戻ります。

「一汁一菜」はシンプルな
「食」の形です。
それでも準備や後片付けに追われます。
しかも毎日です。

ここで
「なぜ人間はご飯を食べるのだろう」とは
考えません。

「人間は何故、他の命をいただいて
生きるのか？」とも考えません。
その代わり「いただきます」と
必ず「食べるもの」に感謝してから食べます。

私が「一汁一菜」を
始めたから
辞めたからでも
世界は変わりません。

ですから
「世界のこと」は
また別な機会に考えたいです。

皆さんは
何かお悩みにとらわれている
ことはおありですか？

「考えない」と言っても
考えるのが人間です。
これはどうしようもない。

だからこそ
今日１日
精一杯生活してみませんか？
「考える余地」もないほどに・・・

日日是好日

皆さんの１日が
素敵な１日になりますように・・・。

おわり