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「希望」

「希望」というと
私たちが直に思い浮かべるイメージは
「困難から脱出すること」のように
感じるのが普通かもしれません。

今日、私は
以前読んでいた
座右の書を紐解き
別な意味での「希望」を
学びました。

その本とは

です。

そこには
こんな一節があります。

だからこそ、死が近い人たち、
絶望の淵にある人たちに
希望を与えることは
できないものかと、
私はホスピスでの回診にことのほか
心を砕きます。

「生きかた上手」p21

私たちは
ほとんどが
明日の私、明後日の私・・・。
未来が当然のように考え備えられる
ことが出来ます。

それでも
日本、いや世界には
生きたくても残念ながら
病気や災害で
明日のことも
選べない人々がたくさんいると
思われるのです。

「生きかた上手」(日野原重明、著)は
私が20歳頃に
退職する保健師さんから
記念にいただいた書籍です。

それからずっと
折に触れて拝読していました。

私たちは
誰もが生き続けたいと
心で願っています。

しかし、その意に反して
病気になったり
事故や災害に遭うことも
あります。

明日のことは
誰にもわかりません。

ですから
社会のせいに出来る
「願望」に振り回されずに
身の程を知り「希望」を
持つことが大切だと
著者の日野原先生は仰っています。

今日も無事に1日を過ごすことができた。
今日も新しい1日を迎えることができた。

そのような思いで
1日を考えられたら
良いな〜と
私は思いました。


今日も素敵な1日を・・・

おわり


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