山あり谷あり
未だ夢を叶えてもいない私が
申し上げるのも大変はばかれると
思うのですがあえて言わせてください。
人生とは「山あり谷あり」だと
考えます。
いいことがあると
その先には辛いことが待っていて
辛いと感じてもいつの間にか
いつの間にか
優しさに包まれることもしばしばです。
しかし
私が考えていることですが
生きている間に
0%の絶望も100%の幸福も
存在しないというのが持論です。
「生きることは(世界は)グラデーションです。」
と以前カウンセラーの方に言っていただきました。
ですから、良いことがあっても
素直に受け取り
悪いことがあっても
従容(しょうよう)と受け入れることが大切だと
思います。
旧一万円札の肖像画にもなっている
慶應義塾の創始者である福沢諭吉にこんな言葉があります。
「喜怒に表さず」
これは
嬉しいことがあっても
怒りに満ちても
決して顔に表さないことです。
諭吉は心に揺れのない
カラッとした性格であると
明治大学の齋藤孝先生はおしゃいます。
それは
喜ぶなであるとか
決して怒らないということではありません。
私たちには「感情」というものがありますから・・・。
そうではなく
喜びや怒り、悲しみそれらを腹におさめて
顔に出さないことが大切だと
諭吉は考えたのでしょう。
話は変わって
江戸時代の頃
「この印籠が目にはいらぬかー!!」で
有名な水戸の中納言、光圀公の話です。
光圀公といえば「吾ただ足るを知る」の言葉でも有名ですね。
そのほかにこのような言葉もあります。
「先憂後楽」(せんゆうこうらく)
多少昔に戻りますが
野球場になった「後楽園ホール」というのがありました
東京ドームの近くでした。
この「後楽」という言葉に
意味があるのです。
それは「先憂後楽」という言葉から
派生したものでしょうか?
意味といえば
「憂いを先に、楽は後に(残しておく)」という意味だそうです。
私たちはついつい面倒なことややりたくないことを
後回しにしてしてしまいます。
人生も同じだと感じます。
中国「明」代の書物「菜根譚」の中にも
「人生の意味は後半で決まる」と言ったような
言葉があるからです。
また、どんなに辛く苦しい1日にも
楽しいこと(世間一般の楽しいではなく)は
必ずあるはずです。
要は自身が辛いことに囚われるか?
良いことにフォーカスするかによっても
心持ちや苦しみの重みは少し軽くなるのではないでしょうか?
今回は人生は「山あり、谷あり」ということを
述べてみました。
私のような若輩者の言うことではないですが
短い人生経験の中で
人生は「山があれば、他にもある」と
なんとか楽観できている今日この頃です。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
皆さんの1日が
穏やかな日になりますように・・・。
では また
おわり
yesyoshinoさん素敵なお写真ありがとうございます。