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【福祉note】『たかさんと私』#23 検温マン、爆誕!

化膿性膝関節炎のため、膝にチューブを取り付けることになり、退院に向けたリハビリが一時中断しているたかさん。
膝のチューブが抜けるまで、ずっと発熱していました。

そりゃそうです、膝が化膿するレベルの炎症起きてるんですから。

もう、心配を通り越して「何とかしてあげたい」と思うようになっていました。
とはいえ、私はあくまでも付き添いの忍者、もとい職員です。

そんな私ですが1つだけできることがありました。
「検温」です。
偶然家に余っていた体温計を持ってきました。

え? 家に体温計が余ることがあるのか?

体温計を失くしてしまって、新しいのを買ってきたタイミングで、もともとあったやつが出てくることって良くある事じゃないですか?

検温自体は看護師さんが適切なタイミングで実施してくれていますし、測ったところで何かが変わるわけではないんですが、一時期体温ばっかり測ってる時期がありました。

当時のたかさんからしたら、
「また測ってる。測りすぎじゃない?」
と思われていたかも知れません。

それくらい心配だったんですってば。


膝にチューブを取り付けてから約2週間、ついに抜去するタイミングがやってきました。
たかさんと私が奏でる【福祉の音】はまだまだ続きます。


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けん
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