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【福祉note】『たかさんと私』#14 たかさん、リハビリの先生に出会う①

時間が少し前後しますが、たかさんの入院から約1週間ほどでリハビリを始めることになりました。

担当してくれたのは、セガワ先生という若い男性の理学療法士さん。
たかさんのような「自分で自分のことを伝えることが極めて苦手」なタイプの人のケアをした経験が少ないとのことでしたが、誰よりもたかさんの特性を理解してくれていた病院スタッフさんの1人です。

セガワ先生、たかさんへの配慮でリハビリの時間を「可能な限り午後1番」に固定してくれました。
これが本当にありがたかったです。「お昼ごはん ⇒ セガワ先生」という流れができ、スムーズにリハビリに向かうことができました。

そして、たかさんの好きな食べ物などをしっかりと覚えていてくれて、いつも優しく話しかけてくれました。
病室のドアがノックされセガワ先生の顔が見えると、たかさんが安心して「リハビリモード」に切り替わるのが、近くにいて伝わってきます。

べ、別にヤキモチとか焼いてませんよ。安心した表情でリハビリ室へ向かうたかさんを見ながらヤキモチなんか焼いてませんよ。

入院中、私の大切な役目の1つだった「意思疎通のサポート」や、リハビリの中身についてもお話していきましょう。
たかさんと私が奏でる【福祉の音】はまだまだ続きます。


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けん
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