「余暇」についてちょっと掘り下げる
どうも! けんです😊
今日は「余暇」について、余暇が苦手なご利用者さんへの支援について書いてみます
なぜ「余暇」が苦手?
生活介護事業所の「ご利用者さんの余暇時間」とは、「施設滞在中の、活動(食事などの生活動作含む)と活動の合間の時間」という意味合いでとらえてもらえればOKです
この「余暇時間」を苦手に感じてしまうご利用者さんがいます
苦手な理由はご利用者さんによって違うんですが、
・時間的な見通しが持ちにくい
・何をしていいかわからない
などが考えられます
時間的な見通しが持ちにくい
生活介護事業所は、ある程度の集団生活の場です。活動の時間や食事の時間、送迎の時間など、全体のスケジュールがあります
それぞれの予定は時間で区切られていることがほとんどですが、時間ではなく「〇〇が終わったら次」というふうに、活動単位で生活しているご利用者さんの場合、余暇時間が自由時間ではなく「次の活動までの無意味な時間」に感じてしまうケースがあります
また、時間の感覚(今何時、あと5分など)を有していないご利用者さんの場合は、次の活動までの時間を把握するのが難しく、余暇活動に結びつきにくいという状況になってしまうことがあります
何をしていいかわからない
これは障害のあるなしに関係ないことですが、「何をしてもいいですよ」と言われると、逆に何をしていいかわからなくなることってありませんか?
何でも好きなもの頼んでいいよ、って言われてメニューを渡されると、逆に選べなくなっちゃうの私だけですか?
ご利用者さんの中にも、「1時まで自由時間です」と言われても、何をしていいかわからなくなってしまう人がいます
いや、自由なんだから何でもいいでしょ? と思われるかもしれませんが、この「何でもいい」が苦痛に感じてしまう場合があります
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