「ご利用者さんを担当する職員を固定する」ってアリ?ナシ? ③
どうも! けんです😊
「ご利用者さんを担当する職員を固定する」のはアリ?ナシ?と題して投稿しています。
今回の記事では、ご利用者さんを担当する職員を固定することのデメリットについて書いていきます
過去記事はこちら↓
デメリット①支援に偏りが生じてしまう
担当する支援者が固定されるということは、支援の視点や方法に偏りが出る場合があります。
異なった意見や視点を取り入れる機会が少なくなるため、多様性や柔軟性のある支援が展開しにくくなってしまうかもしれません。
デメリット②支援者の負担が増えがち
ご利用者さんの障害特性によっては、自分や他の人を傷つけてしまったり、衝動的な行動への対処などが必要になります。
担当する支援者が固定されることで、精神的・身体的負担が集中してしまうことがあるかもしれません。
デメリット③リカバリーが難しい
②と少し関わってくるのですが、担当する支援者が固定されると、その支援者が現場を離れることになった場合にその影響が大きくなります。
怪我や病気だけでなく、突然の離職など、ご利用者さんとの関わりが深ければ深いほど、リカバリーが難しくなります。
新しい支援者が担当する際には、再度信頼関係の構築やニーズの理解が必要になり、ご利用者さん視点でも負担が増えてしまう可能性があります。
デメリット④情報共有が滞る恐れがある
担当する支援者が決まっている場合、他の職員との情報共有が不足する恐れが出てきます。
特に施設が大きい場合やスタッフが多い場合、支援者間での連携が弱くなると、ご利用者さんの状態を正しく把握できないことがあります。
その結果「〇〇支援員(〇〇グループ)に任せておけばいいか」という状況になってしまい、情報共有が更に滞るという悪循環に陥ってしまうかもしれません
次回は「じゃあ、私はどう考えているか」という部分を書いていきます
明日の投稿をお楽しみに😀
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