私がご利用者さんの言葉をアタマから100%信じないワケ
どうも! けんです😊
今回のテーマ、タイトルだけ見ると「お前は人の話を信じられないひねくれ者か」と思われるかもしれませんが、できれば最後まで読んでいってほしいです
あらかじめ断っておきたいんですが、ひねくれているかどうかは別にして、天邪鬼であることに間違いはありません🤣
ただ、天邪鬼だからこその気配りがあるんですよ
前提として
「100%信じない」とは「全く信じない」ではないということをわかっておいてほしいです。
「Aさんに『お腹は痛くないですか?』と聞いたら、大丈夫だと答えてくれたから、お腹は痛くないんだ」
↑こうやって思い込まないようにしている。という意味で考えてもらえたら大丈夫です。
むしろ、
「Aさんに『お腹は痛くないですか?』と聞いたら、大丈夫だと答えてくれたけど、もし大丈夫じゃなかったら大変だ」
と考えるようにしています
なぜ、こう考えるのか、理由は3つあります🍀
「はい」と返事をしてしまう
会話の内容が伝わったか伝わっていないかに関わらず、「はい」と返事をしてしまうタイプのご利用者さんがいます。
本当は薬を飲んでいないのに、「薬は飲みましたか?」という質問に「はい」と返事をしてしまったら…と思うとゾッとします
「言われた言葉を繰り返す」という特性
ちょっと専門的な言葉になっちゃいますが、「エコラリア」という行動が見られるご利用者さんがいます。
若干違うんですが、「オウム返し」と考えてもらえれば、ちょっとわかりやすかもしれません
「大丈夫ですか?」に対して「大丈夫ですか」、「大丈夫じゃないですか?」に対して、「大丈夫じゃないですか」と返ってくるので、特性を知っていないと混乱してしまうことがあります
「大丈夫じゃない」は悪いことだと思い込んでいる
決して嘘をついているわけじゃないんですよ😊
ご利用者さんによっては、「施設に通いたい」という気持ちが強すぎて、本当はお腹が痛いのに「大丈夫」と答えてしまうパターンがあります
客観的な情報で判断する
食欲がない、体温が高い(低い)、普段歩くことが多いご利用者さんがずっと座っている、など
「ご利用者さんのお返事」プラス「客観的な情報」で判断するようにしています。
ここの部分は明日もう少し深堀りして書く予定なので、お楽しみに
現場からは以上です