【支援スキル】「え? そんなことで上手くいくの?」
どうも! けんです😊
寒さのせいか、慢性的に腰が不調です💧
今日は腰ベルトをまいて出勤しようと思います
さて、今日は出勤前に朝note
ご利用者さんへの「ある支援」について書いてみます
待つのが苦手なAさん
まだ利用を始めて間もないAさんは、生活動作はある程度自立していますが、待つことが苦手です
また、極端に失敗を怖がってしまう傾向にあり、自分の感情が抑えられなくなると、他のご利用者さんや支援員をグーで叩いてしまいます
「待つ」ための支援
いくら待つことが苦手とはいえ、生活介護事業所はある程度の集団生活の場。すべての要望を無条件に叶えるわけにはいきません
支援者は、Aさんに待ってもらうための声かけをするんですが、なかなかうまくいきません
「待っていてください」
と声をかけると
「しばらくおまちくださ〜い」
と答えてくれるんですが、表情がどんどん曇っていき、場合によっては攻撃的な行動に出てしまうことが続きました
型破りな私
私の職場には、異業種から転職してきて、周囲の支援者が思いもつかないようなぶっ飛び支援を展開する支援者がいます(笑)
ある日、Aさんの使っている言葉をそのまま使ってみることにしました
「しばらくおまちくださ〜い」
語尾まで忠実に再現します。するとAさんは、
「しばらくおまちくださ〜い」
と繰り返し、次の行動まで待つことができました
え? そんなことで上手くいくの?
これを会議の場で報告したところ、
「え? そんなことで上手くいくの?」
という反応が返ってきました
ちなみに現在、Aさんに待ってもらうための方法として、Aさんの使っている言葉を使う支援者が増えてきています
まだまだ試行錯誤の段階ですが、Aさん自身にもわれわれ支援者にも、伸びしろがあるなと感じた出来事でした
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