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支援ツールとしての「折り紙」について考える②

どうも! けんです

今日は「折り紙」について考えるその②です

支援ツールとして非常に優秀である反面、「遊び」という印象を持たれてしまいがちな折り紙を、ご利用者さんの『固有の芸術活動』に昇華させるアイデアについて書いてみます

目的と手段を逆にしてみる

まずは支援者自身が、柔軟な発想で取り組むことが大事なのかなと考えています。

というわけで、目的と手段を逆にしちゃいましょう😀
怪我なく・事故なく・型破りが「けん」ですからね〜

手指の運動という目的のために折り紙をするのではなく、折り紙のために手指の運動をする

こうやって考えるのはどうでしょうか?

そうすればアラ不思議、折り紙は手指の運動のための「副産物」ではなく、目的達成のための「主産物」になります。

「お手本」は…

折り紙をご利用者さんの『固有の芸術活動』にするためには、お手本は使わないほうが良いんじゃないかな、と考えています

決してお手本を否定しているわけじゃないですよ。

気持ちの向くままに、折ったり丸めたり、ちぎったり。

そうして出来上がった作品は、世界に1つしかないそのご利用者さんのオリジナル作品になると考えています

箱いっぱいの完成品を、さらに1つにまとめて巨大なオブジェを作るのも面白いかもしれませんね

要は支援者の心の持ちよう

折り紙って「お手本通りに折ってナンボ」みたいなところありません? 折り筋はぴしっと、角と角はきっちり合わせて…みたいな

支援者自身がこの「折り紙のテンプレート」から抜け出すことで、折り紙は「作業」ではなく『作品』になると思っています

「じゃあ、キミは芸術がわかるのかね?」
って聞かれると困るんですが…

まあ、型破りなイチ生活支援員の頭の中はこんな感じ、ということで

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けん
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