これから事例検討会に臨む人へ「やらかし系生活支援主任の体験談」
お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています
今日は、これから事例検討会に参加する人に向けて、実際に参加した私の体験をもとに
・こんな準備をしておいてよかった
・こういう発言は好印象を持ってもらえた
といった内容を書いていこうと思います
障害のある人が通う施設の職員が集まって行った事例検討会ですので、職場単位でのものや、看護や教育の現場とは少し違うかもしれませんが、少しでもお役に立てれば嬉しいです
今回は事例を用意する立場の人ではなく、参加して自分の意見を言う立場で書きました
1、事前準備
今回私が参加した検討会は、事前に事例が配られていました
2週間ほど前には手元に届いており、質問がある場合は事前に担当事業所に問い合わせることになっていたので
検討会中の質疑はありませんでした
検討会当日にも質問の時間があると思っていたので、事前に質問を3つ用意しておきました
なぜ3つにしたかというと
万が一「少なくともひとり1つ質問する」というルールで始まった場合、他の人と質問が重なると焦ってしまうからです
また、事例を読み込む段階で、書かれている人の「良いところ」や「すごいと感じたところ」を書き出しておくと後から役に立ちます
グループ討議の時間配分にもよりますが、今回参加した検討会は時間がややタイトだったので、発言しようと思っていた内容の1/4も話せませんでした
当日話したい内容に優先順位を書いておけばよかったなと感じました
2、グループ討議
グループ討議では、事例を提供してくれた人の「困りごと」に対して「こんな支援はどうか」というアイデアを出し合っていきました
今回は終始肯定的な雰囲気で話をしていましたが
ここで「支援者のこの部分がダメだ」という発言が出てしまうと、一発で空気が悪くなってしまうだろうなと感じました
「肯定的な反応をする人」という印象を持ってもらえるかなと思ったので、私はここで「対象者の良いところやすごいところ」を発表しました
最初のうちは
「こんなアイデア、すでに実践されているかもしれない」
「私の意見は役に立たないかもしれない」
と身構えていましたが、実際にそう感じることはありませんでした
むしろ
「絵カードを使ってみる」
「お皿の大きさを変えてみる」
「支援者が座る位置を横並びに変える」
といった、シンプルな意見のほうが周囲の人がうなずいてくれる回数が多かったです
3、人生初の事例検討会に参加して
気の遣いすぎで疲れました(笑)
・質問は複数用意したけど今回は使わなかった
・事前に対象者の良いところを探してまとめておいた
・自分ならこうする、シンプルな意見にうなずきが多かった
こんな感じでした
場数を踏めばいろいろな事を書いていけると思うので、経験値が溜まったらさらに書いてみようと思います
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで