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【福祉note】『たかさんと私』#22 たかさんと食事と私
たかさんは入院中、点滴をつけていました。
点滴は利き手と反対につけることが多いらしいんですが、たかさんは利き手で点滴を外してしまう危険があったため、利き手に点滴をすることになりました。
当時は、点滴を外してしまうことは殆どなく、投薬治療としてはベストな選択肢の1つだったと思うんですが、予想外の弊害がありました。
食事です。
ただでさえ手指の細かい動作が得意ではないたかさんにとって、利き手に点滴をしていたのはとても食べにくかったと思います。
お昼になると、看護師さんやナースエイドさんが食事を運んでくれます。リハビリをしている時は、気分転換に共有スペースで食べることもありましたが、病室で食べることも多かったです。
ベッドは背もたれの部分が可動式になっているので、起こして良いと言われている角度まで調節します。
テーブルをセットし、エプロンを付けてもらい、フォークを手渡したらお食事タイムスタートです。
「いただきます。」
(とは言ったけど、野菜とフルーツと汁物は食べないぜ、ブラザー)
たかさん、それだと食べるものがご飯だけになっちゃいますよ。
化膿性膝関節炎から約2週間、見えてきたリハビリへの道筋についてもお話していきましょう。
たかさんと私が奏でる【福祉の音】はまだまだ続きます。
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