障害のある人が通う施設で働く私が、送迎で「指差し確認」をする理由
お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています
今日は午後から休みを取って、
大事な用事で、ある人に会いに行ってきました
ここでは「Tさん」と呼ばせて頂きます
私に色々なことを教えてくれた、大切な人です
今の私の介護観があるのは彼のおかげといっても過言ではないのですが、
その話は時間をかけてゆっくりと書いていこうと思います
今回は、
障害のある人が通う施設で働く私が、送迎で「指差し確認」をする理由
と題して書いていこうと思います
そもそも「指差し確認」とは
パッとイメージしやすいのは、
電車の運転士さんや車掌さんのやっている動作だと思います
もともと鉄道の世界から始まったことのようですが、
現在では航空業や製造業などでも、
ヒューマンエラーや事故を防止する意味で幅広く使われています
指をさして声に出すことで、
対象に意識をしっかりと向け、
確認不足や間違った判断をしないようにして、
事故などを未然に防ぐことが目的です
私の「指差し確認」
車椅子を固定するフックは確実に動作しているか、
乗り降りの時にシートベルトが足に引っかかることはないか、
送迎車のドアが確実に閉まっているか、
車種によっては乗り込む時に出るステップが格納されているか
などを指をさしながらチェックしています
このとき
「車椅子の固定よし」
「シートベルト収納よし」
「ドアロックよし」
と、ボリュームは小さいですが声に出して確認しています
なぜ「指差し確認」をする?
実はこの送迎時の指差し確認、
特に業務として決まっているわけではないんです
ある出来事がきっかけで、
・特に送迎時の不注意を減らしたい
・高い安全意識を持ち続けていたい
そのために何かいい方法はないかと考えていました
そんな時、電車好きな息子に連れられて行った駅のホームで、
指差し確認をする駅員さんをみて
「自分もやってみよう」と思いつきました
最初は気恥ずかしさが勝っていましたが、
1ヶ月位続けていたら、逆にやらないと気持ち悪くなってきました
そのうち、送迎中に保護者さんから
「指差し確認してるんですね」
「車掌さんみたいですね」
と声をかけて頂き、ちょっと気を良くして今に至ります
いかがでしたか?
今回書いた「送迎中の指差し確認」と、今日会ってきたTさんにはある深い関係があります
今はまだ詳細は書きません
というか、書くことができません
書き出すと止まらなくなってしまうからです
感情的にも、文章的にも
もう少し頭の中が整理できたら言葉にしてみたいと思います
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで