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「ありがとう」は思った以上に使い所が難しいかもしれない
どうも! けんです😀
今日はちょっと含みのあるタイトルですね
私達が普段使っている「ありがとう」が、ご利用者さんには思った以上に響いてしまっているのかなと感じた出来事があったので記事にしてみます
決して感謝の言葉を伝えることを否定しているわけではないんです。その点ご承知の上最後までお付き合い下さい
言われて嬉しい言葉
大前提として「ありがとう」は素晴らしい言葉です。感じ方は人それぞれだとしても、少なくとも言われて気分を害する言葉ではないはずです
私も、支援者さんに、あるいはご利用者さんに「ありがとう」をたくさん使っています
ご利用者さんから「ありがとう」と言われると、とても励みになります
ご利用者さんの生きづらさ
じゃあ、ありがとうをたくさん使えばいいじゃない。という話になるんですが、そうもいかないのがこの仕事の簡単ではない部分です。
実際に、コップの片付けをお願いして、「ありがとう」と伝えることを数回繰り返していたところ、「まだ飲みかけのコップを片付けようとしてしまう」「コップの持ち主を探して、外に飛び出してしまう」というご利用者さんがいます。
他にも、「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強くなりすぎて、「ありがとう」という言葉を聞くために、周囲の状況を考えずに行動してしまうご利用者さんの支援に入った経験があります
素晴らしい言葉だからこそ
何度も書きますが、感謝の気持を伝えることは、決して悪いことではありません。むしろ、「ありがとう」がたくさん聞こえる施設でありたいと願っています。
だからこそ、「ありがとう」が巡り巡ってご利用者さんの生きづらさになってしまうことのないような、工夫と配慮が必要だなと感じています。
どうすれば良いか、答えは出ていませんが、心に留めてご利用者さんと向き合うようにしています。
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