パクチーって奴。
おはこんにばんわぁぁぁぁ。
とんでもねえやつがこの世にはいたもんだ。
生まれてこの方に苦手な食べ物は小さい頃食べれなかったいりこってゆう小魚ぐらいだったのに大人になって出会うとは。
いりこももうだいぶ前に食べれるようになって今では美味とも感じるくらいだ。
大人になったら食べれるようになるって食材も今では美味。
彗星の如くあらわれたその名も、
パクチー。
噂には聞いていた。
カメムシと同じ匂いすると。
口に入れた瞬間その臭気は鼻の奥を貫いた。
同じサイズの嗚咽がループしてるかのように7回くらい続いた。
食べ物のこのタイプの衝撃は初めてだった。
どんな食材でも喰らい尽くしていたのに天敵がぽっと出てきた。
これからは極力出会わないようにしようと思ってる。もし出会ってしまったら全身全霊で食い尽くしてやろうと思う。
だが、食べ終わるまで意識が持つかどうかわからない。
あいつとの闘いの時までカメムシを刺激して匂いの耐性をつけようと思った。
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