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【ここ注意!】セールススキル検定3級のミスポイント

はじめに

こんにちは、23卒の新人ディレクターです。本記事はセールススキル検定3級(以下セールススキル)の注意ポイントについてまとめて行きたいと思います。セールススキルは基礎的な営業力を測る試験で、比較的に難易度が低い試験と思われます。しかし、そんなセールススキルでも、その合格率は2019年度の76.3%から2022年度の65.89%まで落ちています。実際のところ筆者含め周りの同僚数人もセールススキルを落ちた経験があります。簡単な試験と言われても、注意しなければならないポイントがあります。今回筆者は本記事を通してその注意点をさらしていきたいと思います。
まずはセールススキルの紹介を簡単にしていきたいと思います。

セールススキル検定3級とは

営業職は非常に高度なヒューマンスキルを要する仕事です。
営業に必要な能力というと「行動力」「顧客と仲良くなる力」「論理的なプレゼンテーション力」等が挙げられますが、これらの能力をセールス・コンピテンシーとして抽出し、測定・スコア化・認定を行って、より正確に営業力を測定するのがセールススキル検定です。
特に、営業担当者の「顧客から好かれる人間的特性」「顧客が離れる人間的特性」等、社内から見えづらいコンピテンシーの測定は多くの企業様より定評を頂いており、多くの企業で社内推奨資格に指定されています。

セールススキル検定3級の概要

■合格者に求められる水準
セールスを遂行するために必要な基礎的な知識を有するレベル
■受験対象者
セールス職、セールススキル、キャリア開発に関心のある方。セールス未経験者や学生も受験可。
■受験料
9,900円(税込)
■合格基準
セールススキルスコア182点以上/250満点

■出題形式
CBT択一選択式、択多選択式
※文章を入力する記述式の問題はありません
■評価コンピテンシー
セールスエッセンシャル、営業知識、コミュニケーション(基礎)、ビジネス係数、ビジネス法務、マーケティング
■評価コンピテンシーの詳細
・営業担当者に不可欠な人格的条件、性格的特徴を理解している。
・セリングプロセスを理解し、見込み客の特定、アプローチ、プレゼンテーション、 クロージング、顧客管理の各段階で意識すべきことを理解している。
・タイムマネジメント、マーケティング、ビジネス計数など、セールスを遂行する上で必要とされる知識を有している。
・基礎的なコミュニケーションに関する知識を有している。
・営業担当者が知っているべき法知識を有している。
■試験対策
対策テキスト「セールスの教科書~初級~」

勉強の注意ポイント

①しっかり暗記すること

一見どの試験の勉強にも大事だと思われることだが、セールススキルにとってはその重要性がさらに何倍にも増します。その原因について、まず、セールススキルには過去問がないため、例題を練習して受験準備することができません。対策テキスト「セールスの教科書~初級~」こちらの教科書が唯一の準備手段となります。
また、セールススキルの教科書の勉強には暗記力が非常に重要になります。勉強内容を身につけるためには大体内容を理解して覚える方法とテキストの内容を一字一句暗記する方法に分かれると思います。この二つの方法には各々の優劣があると思いますが、セールススキルの試験に関しては一字一句暗記する方が遥か有利だと考えています。筆者自身には理解派を推奨していますが、いつものように勉強して受験した結果、通用しませんでした。筆者の勉強方法としては、まず教科書を一回通読して、大体の内容を把握するようにしています。その上でさらに2回ほど精読して、難しいと思った部分を重点的に振り返って、暗記しました。万全の状態で挑んだつもりですが、実際の問題を見ると、確信できない問題が多々あります。その原因を述べると、セールススキルの試験では、免許の学科試験と似ている部分があります。その出題の難点は内容を理解したかどうかではなく、教科書のテキストを置き換えたり、細かい部分を掘り下げたりする傾向があります。例を挙げると、教科書には「セリングプロセス」という章があります。その中で基本的なセールスのプロセスをフローチャート図で記載しています。この図について筆者が勉強する時も重点的に準備したが、実際の試験中では新たの要素を加えるとか、教科書と違う呼び方で書くとか、罠をいっぱい設置しています。故に理解したと思っても、記憶に少しのあやふやがあったら間違えるリスクがあります。
このような例は試験中いっぱい出てきますので、記憶の精確性が非常に問われます。故に、セールススキルの試験においては、教科書の内容を一字一句しっかり暗記する方がより成功率を上げる方法だと思います。

②油断しないこと

二つ目のポイントも非常に基礎的なことですが、その普通さと同じように重要です。原因としては、セールススキルの教科書の内容、特に前半の内容は非常に読みやすく、簡単だと思われます。「こういうのは常識じゃん」という考えはが生まれるかもしれません。実際のところ、筆者の周りにも簡単だと思い込んでしっかり準備してなく受験したケースがあります、結果は無論落ちてました。セールススキルを勉強すると、ここの内容が難しくて全然理解できないみたいなことは滅多にないと思います。しかし、逆に簡単すぎてざっと内容を通ったケースが発生すると思います。ポイント①にも述べたように、この試験には精確さが求められます。簡単な内容でも、出題の手法やテキストの罠によって難しくなります。故に、セールススキルは簡単だから適当にやっても通るでしょうという考え方を捨てましょう、70%の合格率と言っても、しっかり準備しないとその一員にはなれません(しかも合格率は3年間10%以上落ちています)。油断しないで、しっかり準備しましょう。

最後に

今回の記事はセールススキル検定3級の概要と注意ポイントを簡単にまとめました。結構当たり前のことを言ってると思われるかもしれませんが、これは筆者が実際一回試験落ちた後一番痛感した部分です。内容的にそれほど難しい試験ではないので、内容の解析より勉強方法や気持ちの部分がより重要だと筆者は思っています。
最後、本記事を読んで頂きありがとうございました。これから試験に挑む皆さんの合格を心から祈っております!

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