#13 自信の正体
仕事を本気でしている人を見ると思わずにやけてしまう「のすっち」です。
今日は
「自信」
って何だろうっていうテーマで書いてみようと思います。
会社の後輩たちを見ていると、力はあるのに自信がない子が多いなと感じます。
自信がないから責任を取りたがらない。
その結果として、仕事の本当に楽しい部分が見えていないので、もったいないなと思ってしまいます。
わたしも自信があるほうではありませんでした。
しかし、「それではダメだ」と思い、自信を得るためにいろいろやってみました。
やってきた中で、自信に対する考え方や意味が変わってきたので共有させていただきます。
自信がなくて一歩が踏み出せない、そんな「あなた」にも覚えておいてもらえたらうれしいです。
・自信とは?
「自信」という言葉の意味を、あらためて辞書で調べてみました。
とのこと。
「自分の正しさを信じて疑わないこと」
これは何となくわかる気がします。
「正義のヒーロー」は自信満々ですよね。
「自分の能力や価値を確信すること」
ちょっと「ん?」ってなりそうな意味ですね。
能力とか価値は「人」と比べるから分かるような気がします。
他人と比較して、優れているところがあれば自信になる。と。
言わんとすることはわからなくもないですが、他人と比べて優れているところなんてない。と思う人は多いと思います。
基本的には、悪いところ、できていないところにばかり目がいくのが人間だとわたしは思っています。
とすると、自信なんてつけられないじゃんとなりそうですね。
辞書では自信のつけかた、みたいなことは書いてありませんでした。
そして、意味もわかったんだかわかんないんだかという感じでした。
なので、わたしは「自信」とは次のようなものだと定義します。
「自分のことを人に言う」
これが「自信」だと考えてはどうでしょうか?
(漢字をそのまま、あてただけなんですけどね。。。)
自分のことを人に言うってどういうことだろうなって思われるかもしれませんね。
何でも良いんです。
「コピーだったらできます」
「エクセルなら少しだけわかります」
「ムードメーカーっぽいことやってます」
みたいなことで良いんです。
誰でも皆、何かしらあるはずです。
そんなことを人に言ったって自信にはならないだろう。
「で?」とか「だから?」と返されるのがオチ。。。
なんて考えていませんか?
おっしゃる通りです。
なので、「自分のことを人に言う」ことが自信につながる理由を次から説明します。
・プラス面の「自分のこと」を考える
まず、大事なのは「自分のこと」を考える際に、プラス面を考えるということです。
上ではなんでも良いって書きましたが、プラス面のことに限定してください。
マイナス面を人に話すと、できていない自分を再認識するようになり、余計に自信がなくなります。
プラス面は、本当にささいなことで構いません。
少しでもできるとか、さわったことがあるとか、わかっているとかそういうことがあると思います。
人よりできていなくても、問題ありません。
「自分の中で」できていると思うことを考えましょう。
わたしの場合でいうと、
「設計図を描くパソコンのソフトを少しだけさわれます」
「飲み会で盛り上げることができます」
「学生時代は数学が少し評価が高かったです」
ぐらいです。
あんまり役に立ちそうなことないでしょう?笑
でも、自分ではプラス面だと思っています。
そんな小さなことで良いのです。
「あなた」にもプラス面のこと、あるのではないでしょうか?
・認めてもらえる環境にいること
プラス面のことを考えることができたら、人に話してみましょう。
人に話すときに大事なことは、「認めてくれる人」に話すことです。
マウントをとりたがる人とか、バカにしてくるような人には言わないでください。
「だから?」とか「で?」とか「おれのほうができるし」ってなります。
こころが折れてしまうのでやめましょう。
「認めてくれる人」に話すことで、「すごいじゃん!」とか「知らなかった!」とか「おれにはできない!」と返してくれるでしょう。
「自分のプラス面を認めてもらえた。」
「ひょっとしてわたしって意外とできるのでは?」
すると、今度は自分のプラス面を「自分」で認められるようになるのです。
これが自信の正体だとわたしは思っています。
辞書にあった「自分の能力や価値を確信すること」そのものなのかなと思います。
・自信をつけるために
自分のプラス面も見当たらないし、認めてくれる人は周りにはいない。
なんて人も、中にはいるかと思います。
そんな人には以下のことをオススメします。
・プラス面をつくる:ひとこと日記をつける
・認めてくれる人を探す:コミュニティに入る
まず、プラス面をつくるために、ひとこと日記をつけてみることをオススメします。
ひとことはなんでも良いのですが、できればポジティブな内容のほうが良いですね。
「今日も遅刻せずに会社に行けた」
「仕事をひとつ片づけられた」
「上司とうまくコミュニケーションがとれた」
そんなことで構いません。
1日5分もあれば何か書けると思います。
何日か続けてみましょう。
何日かすると、続けられたということがプラス面になっていきます。
「○○日続けられた」と人に言うことができるのです。
次に、認めてくれる人を探すために、今まで所属したことのないコミュニティに入ってみましょう。
勉強している人が多いコミュニティが良いかなと思います。
勉強している人は皆、他人を認めてくれる人が多いからです。
今まで所属したことないコミュニティなので、自分のことは誰も知りません。
すると、少しのプラス面でも周りが認めてくれます。
また、コミュニティメンバーから有益な情報や、学びを得ることができるかもしれません。
「家族」や「会社」のみのコミュニティだとどうしても、視野が狭くなります。
それ以外のコミュニティに入って色々なことに触れてみる。ということが大事なことだなとわたしは思っています。
自信って何だろうというようなことを書いてきました。
実際に動き出してみることは、最初はできないかもしれません。
動き出したとしても、途中で辞めちゃうかもしれません。
でも、
「動き出そうとしてみた」
「実際には1日だけだったけど動くことができた」
それだけでも、変わろうと動き出したことはとてもスゴイと、わたしは思います。
読んでくれた皆様が、少しでも「豊かな、楽しい人生」になることを祈っています。