#7 「会社員」として仕事をするにあたって
・あなたは会社から必要とされている人間か
あなたは仕事をするときに何を考えていますか?
あなたが「会社員」で「特に何も考えていない。。。」というようであれば注意が必要かなと思っています。
会社にとって不要な人間と思われている可能性があるからです。
「会社員」であれば、指示をこなしているだけで給料はもらえますし、仕事をするときに「特に何も」考えていなくても良いかもしれません。
かくいう「会社員」のわたしも、少し前までは仕事をするにあたって「特に何も」考えていませんでした。
そして、「特に何も」考えていないくせに「評価が低い」と思っていました。
会社としては、ほんとうに不要な社員だったと思います笑
不要な社員であれば、給料は上がらないですし、昇進もあり得ません。
逆に会社から必要と思われていれば、待遇も良くなりますし、会社にいる時間が過ごしやすくなると思います。
会社から不要と思われていたわたしは、「昇進はともかく、給料があがらないと生活が苦しい」と考えました。
そこで、会社から必要とされている人(成果を出している人、生産性が高い人)から話を聞いてみることにしました。
実際に話を聞いてみると、仕事に対する姿勢はそこまで大きく違いはないなと思いました。
特に長時間働いているわけではないですし、勉強もそこそこ。
ただ、仕事に対する考え方が全く違うことに気が付きました。
考え方を変えることで会社から必要とされる人になれるのではないかと思い、考え方を変えてみました。
結果として、少しずつ会社から必要とされているようになっていると感じています。
考え方を変えるのは誰でもできます。
あなたも考え方を変えて、会社にとって必要とされる人間になりませんか?
・「会社員」として仕事をする際に考えること
「会社員」として仕事をする際に考えることは以下の2つとわたしは考えます。
・結果を出すことが最優先
結果を出すことを最優先に考えましょう。
給料をもらっている時点であなたはプロとして仕事をしていることになります。
仕事がうまくいかない時に「勉強させていただきました」と話をしている人を見かけることがあります。
勉強させてもらっているなら、本来お金を払う必要があります。
例えば学校を考えてみると、勉強をさせてもらう代わりにお金を払っていましたよね?
仕事として引き受けた以上、必ず結果を出すということを考えましょう。
それがプロとしての責任です。
新入社員や入社して間もない社員は、結果を出せないのではないか?と思う方もいるかと思います。
おっしゃるように、知識、経験の乏しい新入社員が結果を出すのは難しい。
ただ、そのような社員は、知識、経験が豊富な人に話を聞きにいったり、仲間を集めたりできれば結果が出せるはずです。
要するに、結果を出すためにできることはすべてやりきると考えましょう。
また、仕事の現場においては、年齢は関係ありません。
40代50代と新入社員は同じ土俵の上で仕事をしています。
すなわち実力で勝負することになります。
できることはすべてやりきれば、新入社員でも40代50代に勝てる可能性があります。
なかなか難しいと思われるかもしれませんが、事実です。
そして、チャンスでもあります。
結果を出すためにできることはすべてやりきり、会社にとって必要な人間になりましょう。
・「叱られる」ことをありがたいと思う
「叱られる」際のとらえ方も変えてみましょう。
とらえ方として3つあります。
1.叱ってもらえるということは、あなたがより良くなる可能性があるという証拠です。
改善点を教えてもらえたととらえましょう。
2.叱られても「スネる」「ヘソを曲げる」ことはしないようにしましょう。
叱られた後に、「スネる」「ヘソを曲げる」と、次から誰もあなたを叱ってくれなくなります。
また、「スネる」「ヘソを曲げる」ことをしても、物事は何も解決しません。
そんな時間があるなら、叱られたことを改善する時間にあてましょう。
3.叱られたことは、自分に落とし込んですぐに行動しましょう。
言葉で「わかりました。改善します」と伝えたところで叱った側は何も思いません。
あなたが行動を変えることで初めて、叱った側も叱って良かったなと思うのです。
叱って良かったとなれば、再び改善点を教えてくれるようになり、より良くなる循環が生まれるのです。
・仕事をするとは?
人によっては仕事に対するモチベーションが異なるかと思います。
本人の意思、家庭の事情、さまざまあるかと思います。
それは仕方がないことです。
ただ、お金を稼ぐために会社で働くのであれば、会社から必要な人間であると思われたほうが絶対に良いです。
なぜなら、会社から必要と思われることで、会社にいる時間が過ごしやすいものになるからです。
普通の会社に勤めているようであれば、起きている時間の半分程度は会社にいることになります。
その時間が過ごしやすければ、ストレスも減り生活しやすくなると思います。
仕事に対する考え方を変えて、会社にとって必要な人間になりましょう。