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筋トレ 3種の神器
トレーニンググッズのお話です。
筋トレには3種の神器なる物があります。
トレーニングに慣れる初心者のウチはちょっと照れるかもしれませんが、初心者にこそ必要な身を守るグッズなので是非揃えて頂きたいと思います。
【優先順位】
①トレーニングベルト
②リストラップ
③パワーグリップ
以上が3種の神器で優先順位となります。
優先順位は身を守る→トレーニング効率向上の順で決めました。
①トレーニングベルト
【使用目的】
腹圧を高める→腰椎を安定させる→腰部を守る
トレーニングベルトを腹部にキツく巻く事で腹圧を高め、脊柱を安定させる事で腰痛などを予防することができます。
ポイントはキツく巻く事と腹圧を高める事になります。
腹圧の高め方はキツく巻いたベルトを引きちぎる様なイメージでお腹を膨らませるようにすると良いと思います。
ベルトの締めに対し、抵抗する事で腹圧が高まり、障害を予防し、パフォーマンスを向上させる事ができます。
上級者(きんにくんさんなど)になるとこのお腹を膨らませて腹圧を高める事が完璧にできるので、ベルトなしでの高重量スクワットなどができるのですが、初心者にはリスクが高すぎるのでベルトは必須であると思います。
フリーウェイト(バーベルやダンベル)のあるジムでトレーニングされる方はどのジムにもトレーニングベルトは各サイズ揃っていて自由に使えるようになっています。
リストラップやパワーグリップを置いているジムは珍しい事からもトレーニングベルトの重要性は突出していると思います。
※ある程度トレーニングに慣れたら自分用の購入をオススメします(自分のサイズが使用中みたいな事は結構あります)が、しばらくはジムの物を借りれば良いかと思います。
②リストラップ
【使用目的】
手首にキツく巻く→手首の背屈(手の甲側への曲がり)を制限し安定させる→手首を守る
リストラップを使用するのは主にプレス系の種目になります。
高重量のベンチプレスやショルダープレスなどをサムアラウンド(親指を巻く)で行うと手首の真上にバーベルを置けず手の平側に持つ事になり、手首が背屈してしまいます。
バーベル種目をサムレスグリップ(親指を巻かない)で行うと手首の真上にバーベルが来るので過度な手関節背屈を防ぐことができます。
しかし、サムレスグリップはバーベルの転落リスクがあるのと、他トレーニーに「危ないよ」などと注意される事も稀にあるのでやはりリストラップの使用の方が良いでしょう。
ダンベル種目はバーベル種目よりも手首の中間位を保ちやすくなる(背屈せずにできる)のでバーベルよりは手首を傷めるリスクを下げることができます。
しかし、ダンベル種目においても高重量になると手首の尺屈(小指側に曲がる)リスクが高い為、リストラップの使用をオススメします。
筋トレで多い手関節障害で多い、TFCC障害(尺屈強制で発症しやすい)は血流の少ない箇所の障害の為、治りにくいので予防することが特に重要になります。
※私がリストラップを使用し始めたのもダンベルプレスでのTFCC損傷がきっかけでスクワットにも支障が出た程困りましたので、みなさんはしっかりと予防して頂きたいと思います。
③パワーグリップ
【使用目的】
握力をアシストする→背筋群を追い込める
パワーグリップを使用するのは主にプル系の種目になります。
デッドリフトやチンニング、その他ほとんどの背筋種目において必須アイテムになります(バックエクステンション以外)。
背筋群は大きくパワフルなので高重量を扱う必要があるのですが、握力は前腕(小さい筋肉)の筋力になる為、そこまで重い負荷には耐えられず、背筋群を疲労させる前に握力がもたなくなってしまいます。
そこで背筋を最後まで追い込む為にはパワーグリップが必要になります。
特に私はランニングをしている事もあり、前腕はほぼ鍛えておらず、握力は貧弱なのでパワーグリップを忘れたら背筋種目は諦めて違う種目に変更する程に依存しています。
チンニングなどでも私の場合は2〜3回は違ってきますし、デッドリフトに関しては普段の重量は全く出来なくなるほどです。
こちらは身を守るという目的ではないのでベルトやリストラップよりは優先順位が低くくなりますが是非使用して頂きたいアイテムになります。
※オススメ商品などは別の機会に紹介したいと思いますが、これらのアイテムの良さ(使い勝手や耐久性)は値段に比例しますので、値は張りますが評判の良い物を購入する事をオススメします。
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