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ブラジルとアマゾングルメ③サンパウロ街歩き&グルメ後編

サンパウロ市内はボランティアによる無料の街中徒歩見学ツアーもあり暇つぶしに参加するのも良い。

地下鉄

街中で珍しい光景を目にした。
横断歩道の信号が青になると、道路中央に出てきた女性がフラフープのような物で停車中の車に対して大道芸を披露し始めた。僅かな時間で投げ銭を得ようとしているのだ。

キレのある芸

昔インドのタクシーで停車中に子供が寄ってきてバック転や側転を披露し始めて投げ銭を要求してきたが、上記の女性の様に正面から披露するパターンは初めてだった。横から披露する場合は手軽に窓から金を受け取れるが、この状況では投げ銭をもらうのも一手間で心配になった。


シュラスコ

料理こそ知っていても日本では中々食べられないブラジル料理代表格の「シュラスコ」。宿のオーナーにお勧めの店を聞いてY君と向かった。
ブラジルではシュラスコ専門店の事を「シュハスカリア」と呼ぶ。そもそも「シュラスコ」はポルトガル語発音では正しくは「シュハスコ」となる。
我々が訪れた店は基本的に肉とビュッフェが食べ放題となっていた。

ビュッフェでお腹いっぱいにしてはいけない


ビュッフェをちびちびつまみながら待っていると、部位毎(全10種くらいある)に焼き上がった肉がオークション会場の様に披露される。食べたい時は声をかけ各テーブルで切り分けてもらう。

テンションがあがる
ソーセージも人気だ
肉と筆者
切り口をミニトングで掴んでおく

焼き上がった肉はどれも申し分なく美味しい。南米らしく赤身肉だが霜降りの和牛があっても良いかも知れない。


フェイジョアーダ

もう一つのブラジルを代表する料理「フェイジョアーダ」も当然ながら食べた。
人気で老舗感のある店で食べたものはミニサイズをオーダーしたものの、凄いボリュームで登場した。

フェイジョアーダとライス
付け合わせ
ポークステーキ、豚の皮のフライ、ケールの炒め物
ファリーニャとフェイジョン

付け合わせが小鉢的な物ではなくメインディッシュになれるものだ。
フェイジョアーダは黒インゲン豆と肉の煮込み料理で、上記の具は豚肉、豚耳、軟骨、牛肉、ソーセージと実に沢山の物が使われていた。
風味としては香ばしく出汁っぽいニュアンスがあるがおそらくソーセージを煮込んでいるからと思われる。肉は塩漬け肉のようで日本人にとっては塩気が強い。
美味しいが塩っぱさとボリュームでとてもじゃないが食べきれない。残して帰ろうとすると、テイクアウト容器に包んでくれた。宿に戻ってからも何回かに分けて食べた。

上記の人気店だからこんな豪華なのだろうか。
後日他のレストランでもオーダーした。

溢れんばかりのフェイジョアーダ
デジャヴ感のある付け合わせ

やはり同じパターンで出てきたが前述のものよりは少しボリュームが控えめだ。しかしながら食べきることはできなかった。

次回はいよいよアマゾンへ向かう。

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