息子のこと。

息子は小学2年生。
1年生の時、担任に発達検査を受けるよう言われた。

どうにもこうにも言うことを聞かん。とのこと。
家ではおっとりしていて落ち着いているように思うが、学校でははじけているそう。

同級生とおふざけが過ぎるそう。

宿題を持ってこない、忘れ物多い。
体育の時間はバッタを追いかけ失踪。

ザッとこんなもんでしょうか。
それは、私がだいたいしてきたなあ…と困った次第である。

先生にずっと怒られ続けた一年生。
今はと言うと、かなり落ち着いている。

上記の指摘も、程度や頻度は激減。
先生は叱らず本人に聞いて行動を選ばせているそう。

だが、一応発達検査を受けさせる。
本人が言葉にならない困りごとを見つけるために。

自分のことを知った上で、どんどんいろんなことにチャレンジしてほしいと思う。

発達障害だったら?
そう考えると、よくわからない感情を抱いた。

他の人と何が違うの?
普通って、何よ。
何が障害なの?
こんな元気で可愛くて優しくて賢いのに。

何がだめなの?と。
正直1年生の担任の話を聞くとそんな風に考えてしまい、検査することにマイナスな考えになっていた。

私もだいたいしてきたことだから、自分ごと否定されている気がしたんだろう。

褒められたことはしていないが、何とかフラフラしながら子どもと毎日必死で生きてこれている。

先生の言うことを聞かないから障害なの?みたいな印象。

でも、うちの子はうちの子。
それ以上でもそれ以下でもない。

今、私の弟が発達障害かもしれないと悩んでいると母に聞いた。
人一倍優しくて感受性の強い、いい子だと姉の私は思う。

発達障害なんて言い方、嫌だなと思う。

いくら健常と言われる人でも、悪口や人を貶めることをする人間や、常識ではあり得ない行動をする人間もいるだろう。

そんな人間とも差別化を図られるのは悔しい。

今日検査でまさに今待っているところである。
診断をつけられるのは差別化されながら、ラベリングされながら、生きていくことは時として息子の心に大きな足枷をつけてしまうと思うとやはり診断つかない方がいいと思ってしまう。

でも、得手不得手が分かり、本人の好きと合致することをどんどん挑戦させてあげられると考えて。

私は息子を信じてどーんと、待つ。
ただ、待つのみ。

はー、私は無力だ。

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