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遠回りして見つけた天職①

令和元年、元日。
つまり、2019年5月1日に私は介護の仕事をスタートさせた。

小さな息子とふたり生きていかなければと考えた時、資格という武器が欲しかった。
もっと言うと、食いっぱぐれなくてどこでもできる仕事。

何故、そんなことを考えたのか・・・。
それは今までの自分の生き方を変えたいと思ったから。

恥ずかしい話、高校の頃に自衛隊看護師に憧れて受験するも不合格でその翌年も不合格。
以後、喫茶店のアルバイトをしながらダブルワークでいろいろなバイトを渡り歩くというフラフラした生活をしていた。

そんな生活を長く続け、正社員で美容業界に就職したのは21歳の頃。
厳しくもあり、やり甲斐もあった、とても充実した生活だった。

23歳の春、私の人生が180度変わった。
今までの人生で一番の衝撃、それは妊娠発覚。

付き合ったばかりの彼との子。
もちろん好きだったが、大学生の彼との将来に少し不安を感じた。

母に、妊娠したと告げた。
結婚もしていないのに妊娠したので勘当されること覚悟だったが、返答は意外なもので。

「おめでとう!私、もうおばあちゃんになるのかー!」

彼の言葉より母の言葉で産む覚悟ができたのだと、今になって思う。

楽しかった美容の仕事を辞めて出産に臨み、24歳になってすぐ出産。

色々なことがあり、息子を連れふたりの生活をスタートさせた。
25歳の春、私は準社員として病院の受付事務を始めた。

事務の仕事をしている中で、本当にこのままずっと事務の仕事を定年までするの?と考えたら果てしなく感じてしまった。

そう考えている時にちょうど失敗をなすりつけられるなどの理不尽な扱いを受け続けたので転職を決意。

今度は何をしよう。
子供を育てなければいけないし、職を転々とするのはなぁと考え
冒頭の結果に行き着く。

出産や離婚までの話は別の機会に・・・


続く。

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