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外資系大企業王道キャリアワーママの考え方に学ぶ、子持ちとなるための「キャリア5カ年計画」
以前勤めていた業界大手外資系企業では、同年代の女性社員達に学ぶことが多かった。
その中で、新卒から勤め上げたプロパー社員で、1児のママの印象的な言葉を記しておきたい。
それは「子どもが欲しかったら5年単位でキャリアを計画しないといけない」というものである。
王道キャリアワーママは、やっぱり、計画している!?
彼女は私と同い年で、さらに子ども同士が同い年だった。
当時私は、もう1人子どもがほしいような、でも年齢的に厳しいような、かつキャリアももう一踏ん張り必要でどうしたらよいかどうしたいのか悩んでいた。
そんな四方山話で出てきたのが、彼女の、子どもが欲しかったらキャリアを5年単位で計画しないといけないという発言で、「頭のいい人はそう考えるのか!!!」と衝撃を受けたものである。
王道キャリアワーママは、私のように30代という何でも「やりどき」で「時間不足」な黄金期に家族やキャリアという人生を左右する事柄を行き当たりばったりで決めたりはしないと知った(遅っ…)。
ちなみに、その後私たちの進んだ先がどうなったかと言うと…当時、彼女と私はともに2歳の子どもがいて36歳くらいだったが、彼女はその後マネジャーに昇格、私は部下なし出世階段のトップに(マネジャーの方が格上)そして第二子出産に至った、というわけである。
子持ちとなるためのキャリア5カ年計画
彼女はまごうことなき、美人で朗らかで有能なキャリアウーマンだ。
業界最大手外資系企業に新卒で入社、営業で経験を積み、事業部の中の管理部門的な業務をする部に配属されていた。
それで、5カ年計画、とは何なのか?
内訳を聞いたわけではないのだけども、おそらくこういうことだ。
妊娠するまで半年から1年掛かるとする、さらに出産まで1年弱。この期間は体調に留意せねばならず場合によっては働き方や所属部所を変えなければならない可能性もある。更に産まれてから育休を1年ほど取ったと仮定してその後も、子どもが病気をしなくなり本格的に仕事に打ち込めるまでに最低2年ほどはかかるであろう。それらを全て合計すると大体5年。
つまり、子どもがほしいと思うなら、全速力で駆け抜けられないこの5年間を念頭に置いてキャリアを計画せよ、ということではないだろうか?
ちなみに、彼女がマネジャーに昇格したのは、ちょうどお子様が3から4歳くらいだったから彼女は5カ年計画をキッチリ終えてキャリアを動かしている。
本来なら2年くらいで進めることを5カ年の中で配分を考えながらゆっくり動かしたのかもしれないし、その5年の中で全く止まるところとエンジンをかけるところ、アクセルを踏むところを調整していたのかもしれない。
その結果、30代でお子様はおひとりなのだ。
(私の異動や転職で彼女と連絡を取らなくなって久しいからその後2人目ができている可能性はある)
王道が王道たる所以
私は彼女のような王道キャリアワーママを横目で見つつ、30歳代に結婚と2度の妊娠を無計画に詰め込んでしまったアホである(しかも、実家遠方、実家細い)。
王道が王道である理由はさまざまあるが、彼女の例から言えることをまとめるとこんな風かと。
まず、新卒で入る企業をよく選び就活を頑張った(ハイスペ)。そして、その企業で長く働く強い意志を持っていた(やはり、プロパーは強い)。そして、よくよくキャリアを計画し、しっかりと努力してチャンスをものにしている。
ついでに、彼女のお子様は0歳からほとんど休むことなく保育園へ通っていたのでその辺りの運もよかったのかもしれない(遺伝的なもの、家庭での健康管理、彼女の日頃の行いなどもあるだろう)。
しかし、やはり、厳しい仕事に対しても笑顔を絶やさず成果を出し続けるのは並大抵ではない努力が必要で、逃げずにやり切ることができる点はほんとにすごい。
普通に、ただの仕事のできる人がたまたまママなだけ。それが、ザ、王道。
✏️その他の王道キャリアワーママの記事
参考に、「2人の子宝に恵まれ、夫が多忙で家を空けがちでありながら実両親との近居でキャリアアップも普通にしている王道ワーママ」について以前記事にしていたので興味がある方はよかったらご覧ください。