43歳外資系部下なし管理職的2児ワーママが30代にやってよかったこと
変なタイトルだけど…
40代も半ばに向けて自分の居場所が心地よいと感じることができる心境になった。
そのことに、30代のがんばりが結構効いてるんじゃないかな?と思ったのでまとめてみたい。
おことわり
成功者みたいなワーママではありませんのでご容赦ください。あくまで仕事と家庭に納得できる立ち位置に収まった、という状態がどうできたか?の話ということで…。
仕事ではやりたいことをある程度の裁量を持って、過度なストレスはなく働かせていただいている。部下がいなければ管理職じゃないじゃない?とツッコミつつそういう謎なポジションを転職を挟み4年続けている。
家庭ではてんこ盛りのタスクや子どもの成長に悩みつつもある程度のオーナーシップを持ってやっている。
成功者というには程遠いし全然輝いていないのだが、家庭と仕事において身の丈にあった状態で打ち込めている環境にはありがたさを感じている。
30代でよかったこと〜家族の形が決まった
こちらの記事にライフプランのなさ、甘さをさらした。恥ずかしい限り。同時にキャリアプランもなんのこっちゃ。
しかし、30代に2人の子に恵まれて「これで子どもはもうおしまい」と完全に赤ちゃん劇場に幕が降りたのであとは2人の自立と夫婦の老後を目指すのみとなった。
仕事に関しても、子どもや夫婦には何があるかわからないけどとにかく収入を得続ける方向性が揺るぎなく決まったのでよかった。スッキリ。
30代でよかったこと〜業界最大手企業にいた
私は新卒からずっと同じ業界で働いているのだが今後も同じ業界で働きたい思っている。
その上で34から42歳の8年間、業界最大手に所属していたことは(うち産育休で離脱はあるが)安心感に繋がっている。
今いる会社も業界では名の知れた企業ではあるし、この先長くいたら良いことは多々ある。それでも、前職の最大手のように規模感が大きい企業の出身者というのは各社のカラーをまとっていて非公式ネットワークでも繋がりやすいし、人脈形成の上でも何かと便利である。
実質上稼がない選択肢がないのでこの企業でこの年数働けたらクビになってもどこかしらで働ける、と思うだけで心理的に楽でいられる。
30代でよかったこと〜ひとつの職種に深くなった
20代はビジネス畑でそれこそ、なんでもやって30代はみっちり同じ職種の仕事を3社でやった。
現在は、また隣接した違う職種にいるのだが異分野で太い経験があることで差別化が図れると感じている。職種を越えたパフォーマンスを出しやすいし、他の人より上手にできると感じる仕事がパラパラと現れる。
もし、今いる場所のパフォーマンスだけを考えたらその道のスペシャリストではないことがデメリットと捉えることもできはする。
けれど、前の職種で「実務者としての誇りと意地」みたいなものに満足して手放して動いてきたことで以前とは違う自由な視点に立って仕事ができるんじゃないかな、と思われる。
30代でよかったこと〜収入面での安心
マミートラックという現象は何度も自覚したし、このままではまずいという気持ちは何度も訪れたけど一定の収入があれば「こんなもんかな」で自分を落ち着かせることができると思っている。
子どもあるなしに関わらず、仕事において全てに満足というのは難しい。上司だって、会社だって、自分の預かり知らぬところで変わっていくものだ。
時短とか、あれこれ過ぎ去って、「これよりは低くならない」という収入の線を引けると安心感が生まれる。
その観点で、30代にキャリアを一歩進めたことが心の余裕につながったと思う。
まとめ
先日仕事であった女性が家族もあり仕事もがんばって、戸建ても買って私よりだいぶ若かったのでびっくりしてしまった。FIREを目指しているらしい。
そのように人生設計をうまくやっている人がうらやましいし、尊敬してやまない。
私は20代を自分探しに使ってしまい、30代に結婚出産キャリア構築とMBAまでを一気に詰め込んでパンクしていた。
40代は、子育てや家族の絆に力を入れつつ、仕事は楽しみながらチャレンジしていきたいな、と思う。
楽しみながらチャレンジなんて、悠長なこと言える立場ではない。と自覚しつつ、それくらい肩の力を抜いて難しいことにもエイっとチャレンジできたらいいなと思う。30代の自分からのご褒美を受け取る気持ちで…?!