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ワーママの、「仕事に悩んだ時、子どもが救いを与えてくれる」は本当か?

以前、逆バージョンの記事を書いて今度は仕事に悩んだらどれくらい子育てが救いを与えてくれるのかを書きたい。

まず、子育てが与えてくれるのは膨大な任務。
毎日やることがてんこ盛りで、くだらない雑用も食事や掃除などのエッセンシャルワークもありすぎて悩む時間がない。

よって仕事に悩む暇すらない。
そのせいで助かっている。

次に、仕事をしてイラッとすることがあっても深く悩むことがあっても「子育てに比べたらいつか終わる」と思いやすい。異動も誰かの退職も勝手に発生して悩みは絶えず形を変えていく。

成人するまで絶対に放り出せない、責任を代わりに取ってくれる人のいない子育てに比べたら仕事の悩みは逃しどころがあると気付ける。子育てのおかげである。

次に、子育ては成長が目に見えるし早いのでやりがいがあり、自信になる。

仕事だと、他人の成長を見ても自分の成長を見ても「目に見えて」「目覚ましい」ものはそうそう感じにくい。一方、子どもの成長は節目があり分かりやすく、写真などでも残りじぃじばぁばが喜んでくれるなど分かりやすい。

ああ、ちゃんと進んでる、と思うとちょっとした自信になり「私、大丈夫だ」と思える。

最後に、子どもはやはりかわいいものである。そんな姿を見るにつけ「今を生きている」と実感する。これはかなり、大きな生きる力になる。

名前を呼んでママと呼ばれて。
泣きつかれて慰めて。
時に叱り、笑い。
朝起きてから寝るまでめんどくさいことを体感100万個くらいやってやっと眠りにつく。
「おやすみ、またあした」と子どもに語りかけて「また明日も生きよう」と思うのである。

仕事をしてて「私、生きてる!」と感じられる場合もあるかもしれないが、残念ながら仕事は仕事であるからそこまで思えないのは歳をとってしまったからだろうか?

子どもがいない人生ならまた別のことで「私、生きてる!」と実感するのかもしれない。

子育てという現代における茨の道に入ってしまい、後戻りできない恐怖に足がすくむこともあるが、ここまで生きていることを実感するとは生きてみるもんだなぁと思う。

生きる元気が湧いてくると仕事もまたやりたくなるというもの。

育児と仕事の両輪がバランスよくくるくる回っていくように持続可能な生き方をしていきたい。

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