人生100年時代！やりたいことがあふれて中途半端になりがちな私の、今後への抱負。

仕事でも、飽きっぽい私は、同じ分野の仕事をずーっと続けることができず、かと言って組織のトップ目掛けて駆け上がれるクチでもなかったので、某外資系企業の部下なし管理職という予算がなくなれば失職しそうなフーテンの寅的サラリーマンになった。

今の時点をスナップショットで見ると、家族の用事であまりコン詰めて働けないのに安定した給与に日本法人の正社員という法的安定まで授かり、会社に足を向けて寝られない。

（子どもの行事や困りごとを他人任せにしたくない、子どもをほったらかしにしたくない、などというわがままを貫かせていただいていることも。）

ありがたやありがたや。

しかし、まぁ、人間欲張りなものである。

もし、1週間が8日に突然増えたら（いや、増えないが）、その1日でやりたいことがある。

そして、もし、1週間が9日に増えたら（いや、だから、増えないが）、その1日でまた別のやりたいことがある。

さらに、もし、1週間が10日に増えたら（おい！）、その1日でまた別のやりたいことがある。

さすがに欲張りすぎだし、子どもたちを5日以上保育園に預けたり学童に預けたくはないのですべては妄想だが、それくらい、「やってみたいこと」は尽きない。

週5で働かなくてよい就業形態の仕事もあるかも知れないが、サラリーマンは好きだし、週休3日の会社にも1日あたりの勤務時間が長くなっているだけとか給与がその分減ってるとかカラクリがあるのでよいのかなんともいえない。

じゃあ、定年退職してからやるかとなると、定年も引き延ばされそうだし、その時の健康状態も経済状態も不明だしで、やりたいことは少しでも早く始めた方がよい。しかし、やはり1週間は7日以上にはならない。

それで、一体何をしたいのかと言うと、縁あって出会った世界のあれこれを時間をかけて学んでみたいと思うのである。それは例えば、手話であったり、特別支援員として小学校で働くことであったり、仕事で昨年学んだコーチングのより本格的なコースを取ることであったり、息子にすっかり負かされている将棋だったり、AIをバイリンガル教育するという！おもしろそうな副業だったり、本をひたすら読むとかも。

いつも、次は何をしよう、いつしよう？みたいな妄想だらけ。

⚠️現時点でも、サラリーマンとしてのパフォーマンス、家事育児のレベル、嫁業の出来など、どれもこれも落第点なので、あまり夢見ず、やることやろうよ！私、と盛大に自主的ツッコミ。怠け者だから案外、時間ができたら何もしなかったりして？！

やってみたいこととの中には細切れの時間でできるものもあるし、時間を確保しないといけないものもある。

いつからでもできそうなものあれば、時が過ぎれば熱が冷めるかも知れないものもある。

このように私には、常に「やってみたいこと」があるので、言うまでもなく、過去にもさまざまなものに手を出しては人知れず辞めてきた。

ビジネスの資格試験だったり、外国語だったり、まだ20代の頃だかロースクールの合格をとって入学を辞退したり公務員試験を受けたこともあるし…

中には何十万円か投じたものまである。

客観的にみて、「おまえ、何してんの？」である。

身にならない、最後までやらないなら始めから手をつけなければよいものを。

本当に呆れてしまう。

ただ、「縁のなかったもの」がはっきりしていったことで、私の人生の選択の納得度は投じた額におそらく比例してかなり上がっていった。つまり、もし違う選択をしていたら…などと考えることがなかった。逆に、相当コスパの悪い人生の歩み方だ。（今の時代には流行らない！）

ところで、若い頃、特に独身の頃は、自分にかけるお金の財布の紐はゆるゆるだったが、子ども2人いるとなるとそうもいかない。仕事をセーブするにも慎重にしないといけないし（すでにセーブしすぎてるので解雇されないように）、生活リズムもほぼ変えられない。

だから、ゆるく始める、とか、細々取り組むとか、ぼんやり眺めてときどき楽しむとか、やっている人のそばで様子を見る、とか、「やる」という行為にグラデーションをつけられるようになってきたように思う。

うすーい、見えないくらいの色から、完全に入り込んだ濃い色まで。
（かけた時間や量にハードルを置かない、という大人な考えができるようになったのか？）

そんなんで、学びたいことや楽しみなことを常に妄想しつつ、今やるべきことをやっていると、時間が貴重で余計なことに苛まれる余裕もないので精神的にも、妄想するだけで良い効果があるように思う。

そして「ここだ！」と思う場所が全時間の中にあればやりたいことを突っ込むだけ！

みなさんは、時間ができたらやりたいことはあるだろうか？実際に時間を捻り出し、作り出している方には尊敬しかない。