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佐藤ママが語る「子どもが親離れしていく寂しさ」が何度見ても泣けてしまう
我が家の子育ての道は東大理Ⅲにはとてもとても繋がってはいなさそうだが…!
私は佐藤ママのお話が好きでよく目に留まると視聴している。
その中でも、この動画が好きで保存してある。
見ながら泣きそうになってしまうので、号泣する準備ができている時?!に見るようにしている。(時間に余裕のない時、子どもがいる時、トイレに行きたい時、仕事開始や保育園の迎え時間が迫っているなどは避ける)。
佐藤ママは3男1女の母であり、その子どもたち全員が日本の学生の最高峰東京大学理科Ⅲ類に合格したというのだから只者ではない。
にも関わらず、子育てにかける思いを聞くにつけ、カリスマ教育ママもやはり親なんだなあと思う。というかむしろ、最高の母親ではないだろうか?!と思う。
子どもが手離れで寂しかった時はいつか、子育ての終わりを意識して何が新しく趣味などをしたか?などを語ってくれている。そして、励ましてくれるのである。
子どもが目の前にいると手はかかるし面倒だし大変だけど、いなくなると寂しいよ、と。
なんという説得力だろうか?
ちなみに、佐藤ママは子育てで寂しいと思った時の例をいくつかあげてくれたのだが、流石の話術で寂しさを感じたときのシチュエーションがありありと目に浮かんで「うぅっ!さみしい!」と共感して涙してしまいそうになる。
私もいつか、そうやって子どもたちのいなくなった家で「さみしいな」って空を見つめるのだろうか。
リアルすぎて泣けてしまう。
でも、80-50問題じゃないけども、旅立たずにパラサイトになってしまうよりは、さみしいくらいがよいのだろう。佐藤ママも、いなくならなかったらそれはそれで困るしと言っていた。
一番最後に娘さんが受験をされる前に、周りの人から、自分の趣味を持ったら?empty nest空の巣症候群に(子どもがみんな旅立って気分が
落ち込んでしまう)なっちゃうよと言われても「娘にかける時間を減らしたくないから」と娘さんの受験サポートを続けるのである。
そしてとうとう、娘さんも卒業して就職して共用した東京の部屋の引き渡しを1人残ってする佐藤ママ。
ほんとにさみしかった、と振り返る。
さみしくなることを避けるより、娘にしてやれることを全てすることを選んだ佐藤ママ、その生き方は立派である。
佐藤ママの発言で私が胸を特に打たれたのはここ。
子どもたちが巣立って仕事が忙しくなって楽しいことはたくさんあるし、今も楽しいんだけど、人生で楽しかったこと上位は全て子どもたちと同じ家で過ごした時代にあると思う。
そうなんだよね、楽しいことはたくさんあるし、佐藤ママは自分の人生を楽しんでいる。それでも、子どもと過ごした時期は特別。
辛いこと大変なことはいっぱいあっても、それは幸せの最中、とも言っていた。
自分の幸せはそこにある。けれど、それよりもっと楽しい思い出と幸せが子どもと一緒の時代にあったんだ、と言っている。
これって、すごいことだと思う。
私も今、人生上位の楽しい時期を堂々と生きているのだろうか?
旅立った子どもたちのいない部屋で「さみしいな。子どもと過ごす時期が一番楽しかったなあ」って言えるのだろうか?
まずは、子どもが旅立てなければそうも言ってられないので翼を大きくできるようサポートしたい。まずは私の器の拡大だ!