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ワーママの、「子育てに悩んだ時、仕事が救いを与えてくれる」は本当か?

ワーママでよかったことあるあるで、子育てで悩んだ時、仕事が救いになるというのがある。

救いになる、というほど大それでなくても気分転換になるというニュアンスの場合もあるし、気晴らしになるということもあるだろうし、仕事で気が紛れるとか、やることに追われて悩みが深まらなくて済むとか、いろいろ解釈がありそう。

かく言う私も絶賛子育て悩み中だ。

乳幼児のときは、体力面でしんどいことが多かったけど、7歳になったお兄ちゃんに関しては最近は不安になったり気を遣ったり自分が冷静でいられるようにと気を張ったり精神面でクることが多い。

仕事の方は、相変わらずのらりくらりだが、新しいこともいろいろ学ばないといけないし、人間関係もあるので適度に刺激があり精神的には救われている。

もし、一日家にいて子どもや夫のことばかり考えていたら行き詰まってしまう。

仕事をしていると職場にいろんな人がいる。

たまたま仲良しでよく話すひとたちと話題になるのは出産のことだった。

出産を控えている方と、妊娠出産経験者であれやこれやと話をしていると自分の出産のことを思い出してくる。すると、なんとも言えない気持ちになる。

初めて妊娠した時のこと、初めて出産した時のこと、初めて流産した時のこと、下の子の妊娠と、出産と…。

たくさんの思い出が蘇ってきて泣きそうになる。お腹に来てくれて、そして最後に生まれてきてくれて嬉しかった気持ちも思い出す。

私はこの子たちに会えたんだ!母親になったんだ!

そんな高揚する気分に押されて不思議と今の悩みがふわふわっと軽くなったのである。

別に、仕事をしていなくたって、何度だって、子どもたちに会えた喜びを思い出すことはできると思う。

けれど、たまたま出会った職場の人たちとそんな思い出を語り合いながら妊婦さんと赤ちゃんの無事を祈るうちに職場に居場所があることも家庭という場があることも幸せだと思えて元気になった。

こんな見ず知らずのおばさんをも元気にしてくれるなんて、妊婦さん、そして、お腹の中の赤ちゃんのパワーってすごい。

そんなこんなで、今日の時点で仕事があることに感謝した。

その後、宿題を極限までサボろうとする息子とバトルをして、大声で怒鳴っていても、心の中で「大好きだよ」と好きすきビームを送ることができた。

仕事に精を出して、没頭して…そんな時期では今はないけど、仕事愛は絶やさずにまた来週からがんばろう。

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