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限界ワーママ43歳。どのように稼ぎたいか?に垣間見える自分らしさ。
みなさんは自分の役割を気に入っているだろうか?
仕事をしている場合、その稼ぎ方は自分にフィットしていると感じているだろうか?
会社員という稼ぎ方
ワーママ界隈では起業とか独立とか、フリーランスという言葉が煌めきを持って飛び交っている。とても素敵なことだし、自分のやりたい仕事を自分で作るって最高だろうな、と思う。
しかし、私にはそんな能力も意欲もない。残念だ。けど、会社員は好きだと思う。実に多種多様な仕事があるし、どこに行っても新しく学ぶことがあり、「歯車感」は、私は嫌いじゃない。必然的なチームワークが発生するため。
友達を作るのが苦手なので「この人と一緒に仕事するんだよ」って決められていることが心地よいのかもしれない。
逆に、これまでどれだけ人に恵まれて来たのだろう?幸せなことである。
それに、偉大な人たちの作ったビジネスに参画して社会貢献した気分になれてお金ももらえるのでサラリーマンはありがたい。
ワーママとしてプロマネをやることが心地よかった頃の記事紹介
過去を振り返ると、それぞれに自分の仕事に愛着がある。今の仕事は、プロジェクトマネジメント専任ではなくて様々なことを雑多にしているのだが、プロジェクトマネジメントを専任していたときに書いた記事があった。
私はワーママとして請け負う、プロジェクトマネジャーという仕事が好きだったのだ。
30代と40代でワーママとしての課題が変わってる!?
プロマネから流れ着いて転職し、今の仕事をしているが掴みどころのない状態。概ね、問題があれば解決し、効率を上げるミッションのもと、様々なことを雑多にやっている。それが性に合っているし、日々の締め切りに追い立てられず、子育て中の社員として大変ありがたい柔軟性である。
隙間産業を極めた?私はこのような何でも屋的な仕事でワーママ生活を埋めているのであるが大問題がある。
「チーム」が常にある仕事でないのは上を目指すのに不都合だ。読んで字の如く、ルーチンのある仕事にしか部下とマネジャーは「常には」ない。部下なしから部下ありへ、更にその上のポジションをもしも目指すなら、どこかでルーチンのある部に軸を移さねばならない、さもなくば予算と共にせずられる不安定な地位に身を委ねるか、ずっと隙間産業ピン芸人か…。
30代のワーママ時代はいかに今ある仕事をこなすかが課題だったが、40代は、いかにキャリアの舵取りをするかがより深刻な課題になってしまった。
ワーママとしてハッピーキャリアを築くにはこうした課題と向き合い続けるほかない。それもまた、愉しいとは思う。みんな違うし、正解がない。
ワーママとしてサラリーマンと愛を誓った私の稼ぎ方
だいぶ前に、社会に出てから子どもができるまで仕事との付き合い方が変わって来た話を書いた。
今もこのストーリーは健在で、仕事とはがっちり固く身を結んでいるわけだが、なにせ自分も家族も変わっていくのでそれに合わせて進化せねば、と思う。(退化するものの方が多いけど?!)
そうした、ライフスタイルに合わせた仕事の仕方や方向性を考えて変えていく醍醐味?!もまたサラリーマンのありがたいところかと思う。職場にはいろんな人の人生の系譜が詰まっている。
自分でビジネスをしていると仕事をとにかく回していかないといけないだろうから…。自分も変わりつつ、仕事も改革しつつ…そんな器用なことができるみなさん、本当にすごい。
そんな私はやっぱり、サラリーマンとして甘える部分を甘えつつ、その厳しさも身に染みながら楽しみながら稼いでいくスタイルだ。(部署ごとなくなって退職を余儀なくされる人もたくさん見て来た)
一言で言うと凡人流。でも、私は普通の人になりたかったから上出来かな?!
稼ぎ方に自分らしさが出る
近所に700円でお釣りがくるカレー屋さんがある。カツカレーも1000円で食べられる。お店は大人気でいつも行列。
席もそんなに多くなく、券売機もなくて、カレーもちゃんと具が入ってるし、休みなく老夫婦が2人で切り盛りしてて、採算取れてる?!って勝手に心配してしまう。
おそらく、そんなに儲けはデカくない。でもずっと店が続いてる。それなりに儲けはあるとは思う、そして、その店には、賃料がかかっていないのではないだろうか?
今、付近には次々とマンションが建っている。大きな通りに面しているそのお店の土地をもし売れば何億円?とんでもない額のお金を手にすることになるだろう。
土地を売ってのんびり暮らしてもいいのに(土地がカレー屋さんのものかは、わからない。あくまで妄想だけど)、老夫婦は毎日毎日1000円で食べられるカツカレーを売り、ゆで卵を何百と茹でて、おっきな寸胴にせっせとカレーを仕込んでいるのである。
稼ぎ方には、その人らしさが出ると思ってしまう。
土地を売り大金を手にするのでなく毎日毎日お店をやるのが生きがいならば、そんな尊い仕事はない。
気楽なサラリーマンでも日々励もう、と、カレー屋さんの前を通るたびに、身の引き締まる思いがする。