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学校の先生に何が起きてるの?!教員不足、教員不人気…

我が子の通う小学校でも、先生が療養に入り担当の先生が変わるクラスがあったりなどが発生している。

それまで元気に、そして頼もしく仕事をされていた先生が休みに入るとか、大変そうなクラスであってもあまりに急に先生が来られなくなるとか、これはただ事ではないのではと思うようになってきた。

世間でも先生の不人気は騒がれている。

こんな番組もたくさんYouTubeに出ていたりして、不登校が増えた、発達障害が増えた、先生たちの離職や病気によるお休みが増えた…などなどのニュースが一気に押し寄せて圧倒されてしまう。

私は、先生たちの実態を詳しく知らないし語れないのだが、未来を託す子どもたちが過ごす場所が、大人が元気でいられない場所なのは心配になってしまう。

私の子育ての記事は、「ワーママ」の記事より閲覧が少ない傾向にあるがその中でも多くのスキをいただいたのがこちらの記事。

保育園、小学校、塾、習い事…子どもがお世話になる場所それぞれで良い先生たちに巡り合い、親としても学び励まされているという内容だった。

でもその裏で、「もう限界」と思いながら子どもたちと向き合っている先生たちもいらっしゃるのかもしれない。特に、ブラック職場と名高い?!学校の先生はそうなのかも。

私も、親としても向き合うのが難しい「子どもの可能性をどう伸ばす?苦手とどう付き合わせる?」という問題に、学校の先生が果敢に挑む姿に頭が上がらない。それも、うちは我が子だけで精一杯なのに、学校の先生はそれをクラス全員分やっているのだから大変だろう。

見過ごしてはならないのは、学校の先生が相手にしているのは生徒だけでない点。保護者の対応も近年は大変かもしれないし、学校の管理者の先生や自治体や国?などお役所の言うことも聞かないといけない。生徒との関係が良い先生やクラス運営に問題のなさそうな先生の場合は、見えないところで保護者や学校組織やお役所からの軋轢に苦しんでいたかもしれない。

会社だと、よほど上級な職でなければ、上司とかお客様とうまくいけばなんとかなることが多い気がする。レポートライン(階級構造)は上の人のためにあるようでいて、下の人を守るためでもある。

でも学校の先生は直接ステイクホルダーに晒されていて逃げ場がない。日本の学校は、授業のほかにも学活、給食、掃除、行事、下校指導とほぼ一日先生が出ずっぱり。おまけに、校外でのトラブルや家庭とのいろんなやりとりにまで駆り出されると聞く。

先生の役割をしっかり決めて(何でもかんでも先生に、っていうのはムリ)その範囲で責任を果たしてもらうようにしないと、求める人は何処までも求めるから先生たちが壊れてしまうのでは!?と勝手に心配になる。

もし、昔に比べて先生の難易度が上がりすぎてギブアップのベテランの先生が出てきたり、新任の先生がすぐに辞めてしまうのであれば先生が持続可能な職業になるように、job descriptionをアップデートしていただきたい。

子どもたちはイキイキ働く大人を見てこそ「成長したい」「学びたい」と思うだろう。

先生不人気問題に対して私に出来ることは少ないけれども、親としても家庭でやるべき躾や教育はして、学校の方針や先生の意向に賛同して協力する姿勢は持ちたいと思う。

保護者の協力が入学条件である私立小には入れていなくても、子どもが他者と関われる学びの場を使わせてもらう点では公立小だって同じだから。

先生たちがイキイキと働いて、子どもたちにとって学校が元気になれる場所でありますように、と願っている。

余談だが、冬休みにひょんなことから小学校に出向いたら1年生の時に特別支援教室の申請でお世話になったコーディネーターの先生と出会した。

「◯くん、成長しましたよね〜!今はこんなこともできるようになって…うんぬん」とあれこれ話してくれて、帰って息子に話したら「その先生とは全然話してない」とのそっけない返事。話さなくても、キミのこと見ててくれる先生がいるんだよ!って私は得意になってしまいました。

こういう優しい大人たちに救われて今日も私は子育てしてます。先生いつもありがとう!!


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