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共働きに最適な働き方は時間の使い方の自由がある、だった。その後思ったこと。
日単位で休みが取れる医療従事者、予定の入ったところだけ仕事をすればよい自営業。
そうした人が配偶者だと子育てに時間を取られがちな時期に夫婦で仕事を回して行きやすくなる。
身近にそうした「強者」がちらほらいた私だが、実は「週5で働いても、1日の中の時間の使い方が自由なサラリーマン」がいちばんではないかと記事にしていた。
コアタイムなしフレックス、裁量労働制、かつ、仕事の内容的に「今すぐ」を「いつも」は求められない状態(顧客対応や緊急対応がない)。
そうして、そのレアなサラリーマンの状態で下の子の保育園デビューや上の子の小1の壁を乗り切ったのだが、最近ひとつの疑問があがってきた。
一生懸命やりたい仕事があったり(やらなければならないことがどかっと発生した場合も同様)、仕事で大人気者になると、結局時間の自由がなくなるのでは?と。
子どものために時間を回せる状態を維持するにはもともとホワイト職務(超大事)なことに加えて…
引く手数多になりすぎないこと(納期をコントロールする)
ホイホイ応じすぎないこと
夢中になり過ぎないこと
多少「やる気ない人」と思われても屈しないこと
やってあげすぎないこと(人に動いてもらう)
などの条件も満たさないとならない。
もし、「今こそ私の頑張りどき!」って仕事が目の前にあり勝負を挑みたいときには「おきらくサラリーマン」でい続けることは難しいかもしれない。
そんなタイミングに子どもの登園登校しぶりがあったり、配偶者の出張があったり、子どものデリケートな時期があると(友達とのトラブルや、やる気の消失など)、自分が余裕を無くして子どもと向き合うのも辛くなるかもしれない。
逆に、子どもがピンピンと楽しく保育園に行っていたり、自立の進む時期ならば親としては楽しくウキウキ前のめりに仕事をするくらいがいいかもしれない。
結局のところ、共働きによい働き方に絶対の正解があるわけでない、というのがこの度の気づきだった。
人生どうしても、自分の心、キャリア、子どもの状態、配偶者のキャリアなど様々な要素に影響される。
「そのとき大事にしたいもの」(時間なのか、心の余裕か、お金か、チャンスを掴むことなのか…)をなるべく多く確保できるように仕事への向き合い方を変えて行けたなら最高だ。
サラリーマンの柔軟な働き方にしろ、副業や複業にしろ、フリーランス、派遣、パートタイマー、なんにしても「選び取る」ということが大切なんだな、と思う。
その時々で何を確保したいのかを見極めて夫婦で話し合えるようにしたいというのがワーママ8年の今の感想。