![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108495393/rectangle_large_type_2_c9237037d7bb1baa6d1dbdfbb9abd9d1.png?width=1200)
初めて息子と一晩離れてみる日
息子が生まれて2年が過ぎ、私の疲労の蓄積がピークを迎えた。
息子に笑顔を向けることができないことが増え、息子の保育園の迎えの時間が近づくと心臓がバクバクする。
私も夫も息子はなかなかの手がかかる子だと感じています。(どのように手がかかるかは今回は割愛します)
また、まだ夜泣きもする息子。夜泣き対応や早朝に起きてしまう事が続き、私の心が悲鳴をあげている。
実はこれまでも息子が一歳を過ぎた頃からメンタルの不調は感じていた。
誤魔化しながら不調の波を乗り越えやってきたが、今回は無理だった。
なぜ今まで一晩離れる事ができなかったのか。
基本的に保育園の送り、迎え〜寝かしつけ(夜泣き対応も)はママでなければ癇癪を起こしてしまいます。
なので私が不在の間夫がするであろう苦労を想像すると踏み切れませんでした。
「仕事をしてる夫には辛すぎるだろう」
「私は昼間スクールに通ってるだけだから」
「私が対応した方が早く泣き止む」
など、出来ない理由を自分で勝手に呪文のように言い聞かせてきた。
それが間違いだったのだ。
私は私へ厳しくしすぎていた。
そして自分を追い込み、自分だけが辛いと思っていた。
しかし今回気づいてしまった。
「時間を気にせず過ごしてみたい。夜泣きの対応したくない。」
初めて真剣に自分の心の声を聴いてみた。
幸い、夫がホテルで一泊することを勧めてくれていたので、少々急だったが約1日半1人で過ごすことになったのだ。
昼間は以前の同僚と会いひたすら話し、買い物を楽しんだ。お迎えや夕飯の事を考えずに過ごす時間。私の心がとても平和。
その元同僚は育児の先輩なので、話すだけで本当に救われたのだ。
そして、今私はホテルのベッドに座り1人noteを書いている。
ちゃんと寝れてるのか?いや、泣いてるだろう。そんな心配が頭をよぎりながら、
夫と息子にある信頼関係を信じてみる。
あえて連絡は取らないでおこう。
父と息子も2年間一緒に過ごしてきた。
そんな2人ならきっと大丈夫。
私はせっかく頂いたこの時間を楽しむ。
それが家族の幸せに繋がると思うから。
私が笑わなくなり、泣いている事が多くなった姿を息子は見ている。
そんな息子に朝伝えてきました。
「ママは今心が痛い痛いなの。少し1人で休憩が必要です。だからパパと待っててね。」と。
(息子は休憩という言葉を理解している)
2歳の息子は「はい!」と言って、私の腕から離れ、パパの元へ。
それまで4時に起き、寝れずにグズグズ、ギャン泣きだった息子。
わかってくれたのかな?そう思うと心が少し軽くなると同時に、こんな事をわかってもらおうとしてごめんなさいの気持ちだった。
今は泣いているかもしれない。
夜泣きも酷いかもしれない。
それでも今日1人で過ごす時間が私たち家族を良い方向に向かわせてくれると思っています。
今日一晩離れると決めた自分を私は褒めてあげたい。