働かない旦那 2
働かない旦那は、元気な適応障害だったので引きこもることはない。
では、何をしていたのか?
『めだか』を育て始めた。
友人(丸いおじさん)が近所に回覧板を回すために訪れた家の玄関にめだかを飼っているのを見て飼いはじめたのだ。
かわいい〜と喜んでいたのもつかの間で数日で死んでしまった。
その原因を旦那に相談したのだ。
旦那は生物好き。
めだかなんて、買わなくてもそこらへんにいるよー
なんで、わざわざ買っちゃってー笑
と言いながら興味があるので、調べ始めていた。
気づくと8月の暑い日にもかかわらず、丸いおじさんと網を持って探しに行くのだ。
網は近くのホームセンターに行き立派なものを購入。かなりの気合いの入り用だった。
30代後半のおじさん2人で…
近くの沼で発見!!
大喜びで帰宅!!
餌やら水槽やら必要なものを買ってきて、キッチンのカウンターに置いて眺めては嬉しそうな顔をしているのだ。
ほら、買わなくてもめだかは生息してるでしょ?と、鼻高々にさせていた。
私としては、なんで沼でとってきたのをわざわざここに置くのか?
食事するとこなのに…
沼って汚いイメージがある私には考えられない。
不衛生じゃない??
置く場所を何度も変えても必ず戻ってくるのだ…
数日経ったある日、
丸いおじさんが気づいてしまった。
こっこれは…かっ…かっ…「かだやし」😱
かだやしは、「特定外来生物」に指定されており、飼育・放流・運搬・譲渡・売買などが全て禁止されている。
一般的にめだかと間違われやすくて有名だ。
この罠にひかかった人は多いと思う。
特に男の子をも家庭は登竜門のようなものみたいだ。
旦那がその事実を聞いた時はショックを受けていた笑
私の腹の中はざまーみろ😛で大喜び!!
生物好きなのにわからなかったこと。
数日とてもかわいい〜と眺めていたのが外来種だったこと。
急にかわいくなくなったようでした笑
見向きもしなくなった豹変は流石だと思う。
それからも悔しくて、この沼もいない。あっちの沼にもいない…
この水路、向こうの水路…生息していそうなところはくまなく探した。
なんと、天然のめだかは中々いないことを知る。
結局丸いおじさんは、仕方がないのでまためだかを買う事にした。
そう、何故か旦那も一緒に…
みるみるうちに我が家はめだかハウスとなった。