失恋で失ったものをひとつずつ集めていく。
43歳女性が失恋して、少しずつ前を向いているnoteです。
恋人と別れて以降何も考えられなくて、時間の流れが惜しくて途方に暮れていましたが、復縁をムダ(無理)と受け入れて彼がいない人生を楽しむ準備を始めていけそうです。
つい1週間ほど前は、心は固まったまま海の底にいるようでした。経験としてこの痛みだって大切な記憶とともに薄まることは知っていたのですが、文字通り、魔法が解けるように恋心までも一緒に薄れてしまうなんて、忘れていました。忘れることを悲しむ気持ちも和らいでくれています。
失恋直後の大パニック時。
私は自分の未来を彼といる前提に考えていたこともあり、失恋によって未来のあれこれも同時に失われる不安に駆られ、こんなタイトルのnoteを書きました。
夜道をひとりで散歩しながら、失恋したことで失ったものを考えています。それは傷をえぐるためじゃなくて、これからの生活で意識して補わないといけないものの洗い出し作業です。
元来人見知りで孤立しがちなので、意識して人とのコミュニケーションをとらないといけないとか、ご飯が貧しくならないようにとか。
最近気づいてはっとしたのが、私の今日を知っているのが私だけだということ。気持ちのよい夜風も、野良猫同士の愛くるしいじゃれ合いも、私が触れたすべてを、誰にも共有できず、ただ通り過ぎてしまうことが惜しくて、寂しくて。逆を言うと、たわいのない日々を共有することを全承認してくれていた存在だったんだなと。これも、これからは自力で頑張ることのひとつです。
上手くコントロールできてないところはあるけれど、2週間前よりため息は減ったし、呼吸も深くできるようになりました。頭も体も元に戻ってきた感じがします。
ただ、AMH検査の結果を聞きに行くのは、仕事を言い訳にまだできていません。うーーん。
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