見出し画像

台湾が親日である大きな理由

5月も中盤になってきた今日この頃、仕事の先輩が将来台湾に行きたいという話を聞き、あまり知識がなかったので、色々と調べてみました。(このノートは、台湾目線からのものになります)

台湾といえば『半導体』のイメージがやはり強かったです。世界初の半導体専業ファウンドリ企業である台湾積体電路製造(TSMC)を擁しており、シェア率は全世界の60%という話です。そしてそのTSMCが日本の熊本に工場を作った事は大きなニュースになりました。

一方で、中国との関係性は世界的にも大きな問題点であります。中国に攻め入られる危機感が常にありますが、今の台湾があるのは日本の偉人が大きく関わっているようです。私が感動した1人の偉人を紹介させていただきます。

そのお方は、『根本博』です。
根本博は戦中戦後に活躍した陸軍の軍人ですが、戦後にモンゴルで戦っていた40,000人を無事に日本に帰還させました。その際、蒋介石に助けをもらったそうです。「今後蒋介石に助けが必要だったらいつでも駆けつけます」と言い残し日本に戻ったという話もあります。
また、日本に戻った後の根本博ですが、陸軍中将なので、GHQから見張りをつけられていました。その根本に台湾が攻め入られているとの一報が入ります。見張をすり抜け、妻や子どもの心配を減らすため、釣り場を一本持ち「釣りに行ってくる」と言い残し、船に乗り込み、様々なトラブルに遭いながら、台湾に〝漂流″しました。怪しい日本人が来たと一度は刑務所に入れられるが、蒋介石の部下が居合わせ、無事に蒋介石に会うことができました。「助けに来ました」と言い、中国からすぐの金門島の指揮を任される。その後攻めてきた人民解放軍(のちの中国共産党、毛沢東)を全滅させることができたそうです。

毛沢東からすると、中国共産党を立ち上げるにあたり、負ける事は影響が悪いため、この後一歳攻めてこなくなりました。金門島を守り、1,000万人の台湾民を守った。この事実が明らかになったのは2008年だと言われています。
少なからず、台湾が親日なのは根本中将の存在があったからではないでしょうか。

ちなみに、台湾からの飛行機で羽田空港に着陸した際、心配を消すため、釣り棹一本を持って降りたといいます。実に釣りに出て三年後の出来事でありました。

その他にも、インフラを整備した後藤新平や、ダムを建設した八田與一の存在も忘れてはいけないと思います。

日本だけでなく、海外にも目を向けれるような人間になりたいと思いました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集