Case2:「若さ」もひとつの動機づけ?
※コミュニケーション上で、自分自身(あおまる)が、上手く対応できなかった状況・物事について、職場や登場人物等を含め、すべて架空の設定に当てはめ、理解・対応を検討しようと考えています。認知行動療法・7つのコラム法を参考にしながら、記載するように努めています。
【職場設定】
A社:主に食品倉庫の(在庫)管理を行う会社。食品の配達をB社に委託している。土日祝は休み。
B社:A社から食品の配達、配達前の数量チェックを委託されている。
【登場人物/キャラクター情報】
あおまる/30代後半、A社の正社員、勤続3年目(異業種からの転職)、対応が難しいとき等、閉口してしまう傾向あり。
女A/60代前半、A社の再雇用職員(フルタイム)、勤続30年以上、在庫管理のリーダー、自身のミスは軽い謝罪で済ませ、他人のミスは、その大小に関わらず強く非難する傾向あり。
女B/50代前半、A社のパート職員、勤続15年以上、女Aの前では女Aに同調するが、女Aが不在時は女Aをこき下ろす傾向あり。某男性ボーカルグループ(20~30代のメンバー所属)のファン。
女C/20代、B社の新入職員
男A/60代前半、B社の職員、勤続10年以上
男B/60代前半、A社の再雇用職員(パートタイム)、勤続30年以上、若い女性が好き(?)。
【状況】
某日、B社に、新人の職員・女Cが入職した。まずは、男Aのルート交代要員として勤務を開始するようで、女Cに、男Aが教育係として、業務内容を教えているようであった。
女Cが入職してから2・3日後、A社の事務室では、男Aの教育中の様子が話題となっていた。
女A:「あーんなに、べったりとひっついて、教えなくても良いんじゃない?」
物理的に、体と体を密着させて、業務を教えていたわけではない。遠目からみて、0.5~1.5mほどの距離は空いていた(人によって、関係性によっては、不快に感じる距離であるかもしれない)。
女B:「そうだよねぇ。男Aも、若い女の子が入ったから、張り切っちゃってるよねぇ。昨日なんて、新人さんの前だからか、「すみません」なんて、声を張って、謝ってきたのー!いつもはモゴモゴと言うくせに。」
女A:「そうなんだぁ。」
女B:「そうなのー!もう、どうして男ってみんな、若い女が好きなんだろう!ねぇ、男Bさん、どうして?」
男B:「知らない。知りません。」
あおまる:閉口。
【あおまるの気分】
困惑 100%
不快 80%
【あおまるの思考】 〇:ホットな思考
〇男が若い女が好きな理由…、それは、某男性ボーカルグループのファンである女Bさんの方が、良く知っているのではなかろうか(100%)
新入職員に、ただ仕事を教えているだけなのではないか(80%)
男Aさん、いつも、(私にとっては)はっきりと「ありがとうございます」「すみません」等と、言葉を発していると思う(80%)
【思考の根拠】
女Bさんは、某男性ボーカルグループ(20~30代のメンバー所属)のファンである。メンバーの恋愛事情についても情報を集め、事務所内でも話題にしており、そのグループの”音楽作品”だけのファンではない(と思う)。
誰しも、入職して、たった1日、業務を教えてもらっただけで、その内容をすべて覚え、一人で行えるようになることは難しいのではないだろうか。入職して、2・3日目、先輩職員が、新入職員に、業務を教えることは普通なのではなかろうか。
【思考の反証】
女Bは、某男性ボーカルグループのメンバーが好きなのであって、仕事上では、20~30代の男性だからといって、その「若さ」を理由に、贔屓?をすることはないかもしれない(A社に20~30代前半の男性は勤務していない)。
女Cにとっては、たった1日の教育でも十分、理解できたのかもしれない。男Aの教育方法に対して、「嫌だ」と感じていたかもしれない。その気持ちを女Aと女Bは、感じ取っていたのかもしれない。
【今、考えられる理解・対応など】 2024年7月時点
閉口せず、「女Bさんの方が、若い男性が好きな理由、知っているんじゃないですか?」といったことを、もっとユーモラスに、発言しても良かったのかもしれない。→個人的には、なんか、いや~な感じに聞こえる。
閉口せず、「私も、入職後1か月くらいは、女Bさんより、ご指導いただきました。教育って、本当に大事ですよね。おかげさまで、ここまで続けられています。ありがとうございました。」と、事実と感謝を述べ、話しをそらすことが出来たかもしれない。
【気分の変化】
困惑 50%
不快 20%
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