「一日も早く、私は死にたい」解説と経緯
こんにんちは。らぴすです。暑かったり肌寒かったり、雨が降らなかったり大雨だったりと、良く分からない天気が続いていますが、どうお過ごしでしょうか。私は元気に執筆活動を続けています。
少し前に創作大賞参加作品の「一日も早く、私は死にたい」という話を投稿させていただきました。ありがたい事に、初めてスキが二十回もいただいて、驚きを隠せません。読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
興味がある方はこちらから読んでみていただけると、嬉しいです。
これは、記憶がおかしくなり、思い出や自分の人生を忘れる前に、死にたいという気持ちを文字にしました。ありがたい事に、コメントもいただき、大変嬉しいのですが、なぜか作者自身がそう思っていると感じたのか、らぴすを心配してくださるコメントもいただきました。ここで一つ誤解の無いように申し上げます。
私はまだ死にたくありません。
そんな事がありましたので、今回の記事で何故「一日も早く、私は死にたい」を書こうと思ったのか、その経緯をご説明したいと思います。少しの時間、お付き合いいただければと思います。
まず、この「一日も早く、私は死にたい」は現在進行形で、らぴすが経験していることを元に書きました。
それは、らぴすの祖母です。
祖母は去年から頭が変だと自覚があり、すぐに精密検査を受けました。そこで、脳腫瘍が見つかります。すぐに手術の準備が始まり、無事に成功しました。ですが、お医者さんによると再発は確実にすると言う事を告げられ、余命宣告も受けました。
この記事を書いている時点では、比較的元気に休めています。ですが、やはり記憶がおかしくなることもあり、親族は気を許せない状況が続いています。
私自身、このような経験は初めてで、祖母と会話を交わしたり近くで何かをしたりする時、やはり言動が変だと言う事に、驚きを隠せませんでした。
祖母と話す時は気を遣う事。祖母が忘れてしまった事を言う時の気持ち。どう支えれば祖母の心は穏やかになるのか。そんな事を日々思っています。
自分の中でこんな感情になったのは初めてで、人間って不思議だなと思う事もあります。
それで、その気持ちを忘れたくないという思いから「一日も早く、私は死にたい」という話を思いつきました。
祖母って今何を考えているんだろう。
昔の事は覚えているのだろうか。
今、親族が世話していることをどう感じてるんだろう。
少し前まで大好きだった畑仕事を、今どのくらい覚えているんだろう。
私は、祖母と話しながらそんな事を考え、書きました。
祖母が亡くなる前に、この話をかけて良かったと思います。そして、いつかその時が来たとしても、この話を読んで今の自分の気持ちを思い出したいと思います。
では、お付き合いいただきありがとうございました。私は元気に、「小説家になろう」「カクヨム」「note」で活動していきますので、よろしければ応援、よろしく願いします。では、また。
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