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日詩20241103『しずおか連詩の会』

今日はその後に疲れる仕事があったので
何も書かないつもりだったけど
『しずおか連詩の会』について少しだけ
連詩の作品自体は近々に
静岡新聞に載るのでそちらを見てね

巻上公一さんの喉歌から始まる連詩は
新鮮で面白かった
今回は曲者揃いと私は書いたが
捌きの野村喜和夫さんによれば
意外に「協調型」の連詩だったとの事
独り立て籠もって詩を考える「黙考部屋」
というのがあるそうだが
それを誰も一度も使わなかったのは初めてだったと言う
というか後半では柴田聡子さん達がずっと歌っていたと言う
各人の詩についても
結構他の人のアイデアが入って
今回は共同創作の要素が強かったと私は感じた
私は広瀬大志さんの書いた3、8、26連が好きだ
序盤の3の硬さと26連のホラーと
両方を書ける緩急の自在さが強みだ
佐藤文香さんは俳人らしく
現実の「写生」から自連を起こしていくのが
印象的だった
第二部の作品解題では
野村さんを助けて会話を進めていった
あと今回は私の妻も一緒に観覧したのだが
野村さんが使った「人新生」という単語と
清水東・清水南高の生徒と野村さんが編んだ連詩に
注目していた
たいいりょうさんと菅沼美代子さんとクイーカさんも
一緒に観覧してくれた
 

2024/11/03 大村浩一

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