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日詩20241122『幸せ過ぎた』
今日は機能紙研究会の
国立印刷局東京工場と
紙の博物館と
羽田空港の整備場の工場見学
国立印刷局は紙幣の印刷工場
建物は古い 入口の鳳凰像が象徴
中身は全く近代的な印刷工場だ
お札の工場なので管理は厳しく
撮影制限が多かった
1億円の重さの原紙を持ち上げたら
腰を痛めそうだった
紙の博物館は業界人の癖に
現在の場所に新築移転してから
一度も行ってなかった
百万塔の現物を見たのが一番感嘆した
ウッドグラインダーの説明でぐいーんとか調子こく
パピルスやパーチメント紙の楽譜など
洋紙・和紙の歴史と文化のブ厚さに感心
私などはいつまで居ても飽きないと思う
グラフィックデザイン志望の人は
一度は行ってみて欲しい
写真はレンゴーの創業期のコルゲーター
錘やハンドルの古風な形が楽しい
昼食は豊洲のお店
最後は羽田の整備見学
予想とは違ってバスから降りない車上見学で
いささか不満だったが
ロールス・ロイスのトレントやV2500
GEのCF6などの巨大なジェットエンジンが見られた
解散後船堀まで戻り
幸運に見つけた安駐車場から社用車を出して
先ほど何とか静岡に帰りついたが
帰るなり娘の体調不良や
詩人仲間の岡部淳太郎さんの入院などが分かった
これまで幸せ過ぎたから
何かと言うと不幸がやってくる
2024/11/22 大村浩一 拝