体験するから開けていく
息子15歳。小4秋頃から起立性調節障害。
その息子、通信制高校に入ったものの、学校からの連絡内容を確認しようともせず、学習を進めようともせず、頭の中で悶々と「何がしたいか分からない」と考えているのでしょう。学校の事を何もしようとしない日々。
今ある知識や情報からでは「分からない」ことは見つからないよ、と思うのですが、ココロもカラダも動こうとしないようです。
さて、おとなであっても新しい事やモノ、ヒト、未知の世界は怖いものです。ワクワクする!と楽しめる人もいますけど、私は苦手意識があるほうです。
ただ、最初は知らなかった世界も、体験していくことで変化していきます。
”未知”だったものが”既知”に変わっていく。
思い返せばそんな体験も何度もしています。
少し違う見方になりますけど、知っていてやらないのか、知らないでやらないのかは大きく違います。
後者は知識がないからできない。
前者は「やらない」という選択をしている。
知っていることで選択肢が増えているという事です。
実はメイクもそう。
技術を知っていても、普段はノーメイクという選択をしている人もいます。
メイク技術を知らないからノーメイクなのか、知っていてノーメイクなのか、表向きの「メイクしていない」は同じだけど、自分で選択をしているのか、そうじゃないのか、その質は違うし、後者は必要な時に「メイクができる」という選択肢をもっている訳です。
物事を体験・知ることは、自分が行動するから得られるものです。
未知の世界に踏み出すのは怖くて、一歩踏み出すのは、とても勇気がいります。(その体験も何度もしてきたし、これからもあるでしょう)
だけど、そうやって体験していくことで自分に選択肢が増え、自分のココロも豊かになっていく。
自分の選択肢を増やせるのは、自分自身なんですね。
迷っていいから、まずはカラダを動かしてみる。行動してみる。
そうやっていくうちに”何か”が開けていくものです。
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