#シロクマ文芸部 爽やかな…ではない話
爽やかな、
だけれど 爽やかではない話
私は 爽、という字は 男が大地に立ち両手を広げ爽やかな風を受けていることかな(八村塁のビールのCMみたいな)とイメージしていた。しかしあの四つのバツ(××××)は風ではないのではと思い 漢字の成り立ちを調べてみた。
調べてみるもんだ その晴れやかで清々しいイメージとは真逆のことが書かれていた。
爽に含まれるバツ印は入れ墨
死体に彫る入れ墨のことだった。
大の字は死体 死者の魂を清らかな状態に保っておけばいずれ復活することが出来ると信じられており
邪悪なものの侵入を防ぐための彫り物であると、まさにその死体は 『爽』
守られている死体といえるのである。
漢字の成り立ちは「ヘェー」の連続で今の平和な時代の使われ方と漢字の発祥中国の歴史を考えてみると 「なるほどなぁ」と納得することばかりである。
例えば 幸福の『幸』は中国での 罪人が手と足を木枠で動けなくしている手かせのことなのだ。そういえば 宗時代の中国ドラマでみたような 都で剣術の指南役をして結婚もし順風満帆と思いきや あらぬ嫌疑を掛けられて辺境の地へ送られる道中 木の手枷をはめられていた。その頃の刑罰は 五刑といわれ重い順に死刑 去勢または幽閉 鼻を削ぎ落とす 刺青 足を切り落とす などなど 「いやぁ」どれもおぞましい
手枷が解けたら五体満足で解放される刑罰なら『幸』ということか
ちょと ちょと 違ってない?といいたい。
ついでに 『県』これは恐ろしい!
昔は領土を巡って争いが絶えなかった(今もだけど)敵の首を取り それを槍に刺し ここからは俺たちの土地である証としたのだ 首を逆さにすると『県』とは…、 親しみをこめ「私は ~県出身です」なんて言ってる 県がまさか 槍に刺された生首とは
怖いですねぇ~。じゃあ 道は『道』
首と(しんにょう)と言うことは…
人が立ち止まって 生首を抱えているのが道…または埋まっている
「ひぇー堪忍して下さいよ」
堪忍この字も怪しいー はたまた『怪』も怖そうだ 色々考えてたら寝られなくなりそうなので この辺で…『辺』
怖っ!もう辞めよ。『辞』…も、
明日は 爽快な気分で 颯爽と自転車こいで
スーパーで アイスクリームの『爽』を買って 食べよッと!
おやすみなさい👮