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吐きそうで、泣きそうで、ギリギリ生きていた頃の私へ
数ヶ月前の自分は仕事が辛くて、毎日毎日、いたたまれない気持ちで胸が締め付けられ、涙が出そうで極限まで追い詰められている感じがしたり、吐き気がして嗚咽したり、生きるのが辛いと心の底から思ったりしていた。
今は、そんな状態から抜け出すことができている。本当に、よく頑張ったと思う。
抜け出せた未来を当時は想像することが全く出来なかった。そのうち、慣れてくるとアドバイスされても、全く、思い描けなかった。
本当に、苦しかった。
なぜ、抜け出せたか。
当時の自分にアドバイスするとすれば、なんて言ってあげるだろう。
まず、仕事から逃げるのを辞めることにしたのは良かった。
向き合ってみれば、一つ一つの仕事は、実はそんなに難しくないことに気づく。向き合わないから、膨大な資料を前にして、読まずにただ怖気付いているから、辛い。
資料が膨大でも、ちゃんと読めばわかる。読む時間を取ればいいだけ。
手続きは、初めは勝手が分からないからすごく難しいことのように感じるが、分からなければ聞けばいいだけ。1回やれば次からは1人でできるようになる。
一つ一つの仕事をやり遂げていくうちに、やってみればできるもんだなと気づいてくる。
周りに比べてひどく自分が愚かで無能に思えていたのが、だんだんと、そうでもないことに気づいてくる。世界の見え方がだんだんと、本来の正常な見え方に変わってくる。周りが優秀すぎて、自分はここにいるべきじゃ無いと思っているのは、自分に自信を無くしてしまったせいで、世界を歪んで見ているからだ。
案ずるより産むが易し、だ。
やってみれば、案外簡単。
一歩ずつ、一つずつ、こなしていけば、できるから。ここは踏ん張りどころ。1番地味で、苦しいところだけど、確実に前進している。意外に思うけど、毎日毎日積み上がっている。無駄な1日はない。
昨日の自分を励みに、何とか、何とか、仕事に行っていた日々。成長など望んでもいなかった。今日が終わればよかった。苦しさから逃れたいとばかり願っていた。この無意味そうな日々も、私の経験値を上げてくれた。
諦めなくて良かった。
自分が歩んだ一歩一歩が、全部自分のものになる。
それと、もう一つ。
びびってしまうのは、周りの影響も大きいから気をつけて。先輩の言葉は、話半分に聞いておこう。先輩がビビリの場合、過大に物事を捉える傾向があるから。大したことないのに、大袈裟に大変アピールする人にも注意。周りの仕事ぶりなど大したことない、と気づくには、世界の見え方を正常に戻す必要があり、そのためには自分に自信を取り戻さなければならない。
やはり、仕事に向き合うことが一番の近道のように思う。
2つ目に良かったのは、やることリストの作成。
仕事の不安は、締め切りをコントロールすることとするべきことの把握でかなり緩和される。
スケジュールに追われるのではなく、自分でスケジュールをコントロールする。締め切りは把握して、自分で設定した日までに取り組めば良いだけ。追われるから嫌になる。どうせ、やってみたら大したことないのだ。追われなければいいだけ。
1日にできることは2つまで。
やってみたら分かるが本当にそんなもんだ。
優先順位をつけて、毎日2つ、やっていこう。
また思い出したら書き足そうと思う。