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嫌いな人に吠えるなんて犬でもできる

生活の糧を得る場所であり、世間は狭く噂はすぐに広まるとの信念をもっているため、私は職場での自分の振る舞いに細心の注意を払っている。私の第六感が、この人は絶対に安全な人だと確信させない限り、私は心の深い部分を明かすことは決してない。
ちなみに、これまで家族以外で、この人は絶対に安全と思ったことのある人は1人もいない。

また、自分の振る舞いが周囲を傷つけるようなことも避けなければならないと思っている。気の合う人と話している時も、それを聞いている周りの人が不快に思わないよう配慮している。気の合わない人と接する際は、より注意深く対応するのはもちろんだ。

これは、自分にとって当たり前のことだった。みんなそうしているもんだと思っていた。

ところが、そうじゃない人が私の両隣にいる。
両隣の人は険悪な関係性にある。
険悪な関係性を、お互いに暴露してくれる。
私は全く望んでないけど。

職場は仕事をする場所ではなかったのか?
私情など、持ち込むべき所ではないのではなかったか?
私なんかに心の内を曝け出して、涙まで流して、この人たちは大丈夫なのか?

私は裏切るかもしれないのですよ、と今度忠告してみようか。

腹が立って、相手を拒絶するなど、自分の首を締める自殺行為ではないか。腹が立つ相手にこそ、今まで生きてきた中で得たスキルを総動員して、上手く対処せねばならないのではないか。嫌いな人に、嫌いですよと態度で示すことなんて、犬でもできる。好きな人に尻尾をふって、嫌いな人に吠えるなんて、、、

どっちつかずでごめんなさい。
私はどちらの味方にもなれません。
仕事がうまく回ることだけ望んでいますので、どうかご了承くださいとしか言いようがない。言わないけど。

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