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自分の軸を得るために私は仕事をする

仕事に夢中になれるはずだったのになれず、当てが外れたと思っている。諦めるには早すぎるのだろうか。まだまだ年数が浅いからだろうか。
仕事に期待しすぎているのだろうか。
仕事など、こんなもの、だろうか。

仕事が好き、という人が、どんな思考をしているのか、どうすれば自分もそうなれるのか、大変興味を持っている。この答えが見つかれば、生きやすくなるだろうのに、しっくりする答えに辿り着けない。

誰に強制されたわけでもなく、自分自身で選んだ仕事につくことができたんだから、あとは邁進するのみ。何を贅沢いってるんだ。

仕事内容に、興味はあるにはある。そりゃそうだ。
自分で選んだ仕事なんだから。
福祉に終わりはない。なんとかしなければならない。考えることをやめてはいけない。

私の理想は、仕事中だけでなく、休みの日も、いつもいつも、考え続けることだ。
どういう方向を目指せば良いのか、外国の取り組みはどうなのか、成功事例は、国の方針は間違ってないのか、県として何ができるのか、何をすべきか、、、

そうだ。私は自分の軸を持ちたいのだ。

仕事をするのは組織のため、とは思っていない。私は薄情だから。誰かに勝ちたい、とも思わない。優秀だと思われたい欲も、最近はモチベーションにはならなくなった。

私は、私の考えをもてる人になりたいのだ。自分の軸が定まらないのは自分の人生を生きていないのと同じなのだ。今の私は、国が進めている方向が正しいのか間違っているのかを、私の言葉で表現できない。
ぼやーっと生きているのだ。
あなたは何が正しいと思っているのですか?
あなたはどこに向かうべきだと思うのですか?
それで、どこに向かうことに決めたのですか?

この質問に一つも答えることができない。
だから苦しい。

やっぱり、逃げられないのだ。自分にはわかっている。この質問に答えられるように、考え続けなさいと自分に突き付けられていることが。
この質問になんとなくでも答えられるようになった時、私はようやく自分の軸を手に入れかけていると言えるのだろう。

とはいえ、休みの日は、ガーデニングもしたい。夏の間に荒れ果てた花壇の手入れをして、昨日たくさん買ってきた安売りの、多年草の苗を植えたい。
考えるのはその後だ。新聞をじっくり読んで社会の課題について考えよう。そのあと、上野先生の本も読もう。


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