私なりに書き方の進めその③受験脳をそのまま使う編
別に書き方トピックを書きたくて投稿をしているわけではないが、思いついちゃったらなんでも文章したくなる人なので筆を取ってみました。ついでに言うと思いついたのは受験脳を使わずに書く編だったのですが、そうすると、私の説明が完全ではなく、右の肺はあるのに、左の肺は?と言う状態で、
「わかったよ、先生!」
「あ、ちょっと待てお前、左の肺がっ」
って状態で、生徒がかけていってしまうのではないかと思い、(これはものすごく長い比喩である、念のため注釈以上)そんな偉い先生でもなんでもないのに、左の肺から書くことにしました。よっこらしょっと。
ビジネス文書のような知識を伝達する文章は下記のような作業の流れになるのかなと思いました。
①自分に専門分野がある
②社会のこういう人に役に立つのではないかと思う
③記事にしたためる。発表する。
④発表後の反応を分析し、内容の選択や書き方に反映。
①自分に専門分野がある
自分にどんな専門分野があるのか棚卸して考える。そして、ここも大事ですが、書く前に大事なことは自分の専門分野を磨く、というよりはこっちの方がいいか。井戸を掘る。掘る。掘って掘りまくる。他の人より深い井戸を持つ。ふ、ははははぁ。(スコップを持ち、深ーい井戸の底で泥だらけのどや顔で遠い上の空を見ているご自身を想像してみてくださいね。ところで、深いところには有毒ガスとかないでしょうか?)小手先で文章を整えてみても、書く前の作業で負けちゃってると「あり?」という日が来るかも。「あり?」と思っちゃった皆様。いいんです!今日から掘りましょう!井戸掘り競争です。有毒ガスには気をつけてくださいね。
②社会のこういう人に役に立つのではないかと思う(マーケ的作業)
おそらく優秀なビジネスマンの方は、私なんぞがこんなこと言う前から「そんなこと知ってらぁ」と思ってらっしゃるでしょう。そういう方ではなく、仕事でも趣味でもいいんですが好きで好きで好きで仕方なく一徹にのめり込んでしまう研究者タイプの方。こういう方は自分で知って自分で満足するので周りが見えていません。自分の知識が他の人にも役に立つと知らないか他人に興味がない。胡散臭い訪問販売のような人が出かけて行って「あんた投稿しなさいよ」と説得しなければなりません。いかがわしい人を見る目で見られてお茶も出てこないかもしれませんが、そんなことでめげてはなりません。「社会のためなんだよっ」ここではスーツ姿で、古風な日本家屋の畳の部屋で薄い煎餅座布団の上でジュリエットに告白するロミオのように片膝立てて両腕を広げ、熱く語ってください!それでも相手は胡散臭い目で見てくると思います。しかし、社会の宝です。実は自分から「投稿なんて……(頬を染めている)」と思っている人にケッコーいけてんじゃね?おめ、という人はいる。しかし、いかんせんマーケ的な能力は低いので、そういう部分が得意な人がお手伝いしてあげるといいかもしれない。つまりはこういう人が編集と言われる仕事をする人なのかもしれない。
③記事にしたためる。発表する。
④発表後の反応を分析し、内容の選択や書き方に反映
普通に仕事をして普通にやっていけてる人ならここでさまざまな人が書いてる文章術やらなんやらをを応用しながら徐々にレベルアップし、最初はスライムしか倒せなかったけど、今はほにゃららが倒せるようになりました的にぐいぐい伸びていくでしょう。しかし、みなさん忘れてはならない。はちゃめちゃに勝つ可能性を秘めているのは最も深い井戸を掘っている御仁です。ふ、はははは!競馬で言うなら穴馬です。引き摺り出すために畳の上でロミオした編集は、万馬券になるかもしれないと思って買ったこの人の馬券を持っています!しかし、こういう方が陥りやすい罠はこれだ!
→専門的すぎて難しくて何が何だかわからない!ジャジャン!
「もう絶対やらない、ふえーん」
お前はドラえもんか?的な状況で押し入れの中にこもってしまうでしょう。そこで編集、今度は押し入れの中にまで入っていきます。こういう方はですね、ちょっと変わっていて脳みその構造がおそらく違う。開けてみるわけにいかないので確認できませんが、常人と違うから一つのことをとことんやれる訳で、しかし、常人と違うから常人にとっては読めば使える文章マニュアルが理解できず使えないのです。そこでロミオ、押し入れの中で膝を立てると頭をぶつけるのでできませんが、あなたは日本の未来の光だよ的な熱さで再度口説きましょう。
マーケ力がいけててかっこいいタイトルや文章もそこそこいける、しかし井戸の深さが足りない人は、深さに邁進すべきです。オーマイガッな深さの井戸を持っていますが、自分のどこにどんな価値があるのか理解できず、書かせてみれば超絶難解でマニアックな文章が出てくる人、もしも、自分と同じレベルのマニアックな人のためにそれを書くならそれでOK。しかし、あなたは日本の宝。噛み砕いてください!噛み砕いて普通の人が普通にわかる書き方を目指してください。
一つ目の要素が井戸で二つ目の要素がマーケなら三つ目の要素は伝え方、伝わり方、ここに尽きる。難しいことを難しく書くなら誰でもできる。難しいことをその分野を知らない人にわかるように書く。これは結構難しい。しかしなかなか強い武器です。
では、その伝わる伝え方とはなんなのか?
野郎ども、きけ、まぁ、おめえらに理解できるか分からねえが、必死こいてついてこい。いくぜっ!みたいな文章には価値がありません。知らないから使えないだけで、これを知っていたらもっと楽或いは便利になるだろうになと思い、どう書けばわかるだろうかと頭を捻りながらやってはイマイチでそれでもう一度ちょっと変えてみて少しよくなって、こういうことができる人が、伝わる伝え方をできる人です。
伝わる伝え方は能力ではなく技術ではなく、努力でしょう。
ここで、文章の対象を更に二つに分けて説明します。
①専門知識を持った自分と同等或いは以上の相手
②専門知識がないがおそらく知れば有用な相手
私は今一生懸命、噛み砕いて②の人に話しかけなさいと言っていたわけですが、①の人に対しての場合はどうかという問題も書かなければ完全ではありませんので、そちらに簡単に触れてから②の人に噛み砕くについて続けます。
専門知識を持った相手に対して書く文章は一般論を提示しそれに同意か反論の自論を展開することで構成され、その価値は一般論に対しての独自性と論理性の高さ、そして、既にお互いにとって既知である部分からまだ未知である部分、将来性のような部分について見通しできる視点があるかどうかがポイントとなる。
ここからまた②の人に対しての噛み砕くに戻りますが、この場合の文章は①とは違います。目的は知らない人に対してそれを知ってもらって使ってもらうということで、正確な形でなくとも一部を理解するのみでもそれを知った人が楽になったり便利になるのなら、それでいいと思うんです。もしも①を相手にしているのなら、簡単なことを言ってしまえば舐められると専門知識をちらつかせながらの展開になると思うのですが、それでは②の人は読みません。専門知識について100%で理解するのはあなたの役割。社会にはもうきちんと理解しているあなたがいるのだから文章を読む人が100%で理解する必要はない。あなたが噛み砕いて少しずつ、一部でもいいから読んだ人が使えるように記事を書けば、徐々に知識が広まりまた便利であったり楽になった人が増えます。これは付加価値の創造です。
あなたの活動が進んで読んでいる人が少しレベルを上げてきたら、あなたの記事もその次の難しさでもって書けばいい。相手に合わせて自分の専門知識という材料をさまざまな調理方法で調理して出す。それが伝えるという能力ではないでしょうか。努力すれば皆が手に入れられる能力であり技術だと思います。
そして、これは、1人でやってもいいし、チームでやってもいいと思う。目的は自分が評価を受けることではなくて、知識を広めて社会に付加価値を創造することです。深い知識を持つ人と、社会状況を分析するマーケティング能力がある人と、言葉で伝えるのが上手い人、3人でもいい、2人でもいい、チームでやってもいい。
こうやって書き進めてくると、専門知識を持った人、高い能力を持っている人には①と②を同時にやっていただきたいなとつくづく思います。①はイメージとしては縦に伸びる。能力が拮抗している方達がお互いに反論をぶつけ合いながら自己を革新して上へ進む。②はイメージとしては横に広がる。本来だったら繋がらなかった人と人が繋がり、広い視野でもって生きてゆく人が増える。総じて言えばそれぞれの方がそれぞれの場所でより良い方法で己の畑を耕すのである。日本が青々としてくるようなイメージがあるではないか。(筆者の得意の妄想である)プラス、書き手もまた、伝わる伝え方をできる人として成長します。文章だけではなく普段の仕事の現場でもコミュニケーション力が上がるでしょう。こういう人が増えるということが、途中の過程はスッとばしますが青々とした日本に繋がるのかなと。
あの背の高いウルトラマンがいることよりも、
「え、ウルトラマンって実はこんな身長だったの?」
「どうも❤︎」
実はあれは着ぐるみと特殊撮影でして、我々とあまり大差ない身長ですって知ってるか。
「しかも、こんなにたくさんいたのー?」
「「どうもー❤︎」」
それぞれの自治体にもれなく一匹、我々とあまり大差ない身長のウルトラマンがいて、地方の平和を守っている。
こんなぶっ飛んだ比喩を出さずにそのまま書けばいいのに思いついたら書いて投稿してしまいたい病気に罹ってまして失礼。言いたいのはこういうことで、
井戸が深い人もいる、今世の中が何を必要としてるかに敏感な人もいる、また伝わる伝え方ができる人もいる。しかし、この三つを同時にもっている人は少ないです。これがウルトラマン。中にはものすごい背の高いウルトラマンもいます。既に社会で有名な方ですね。しかし、背の高い少人数が日本を守るのも大事ですが、背の低いたくさんのウルトラマンがいるというのも意味のあることです。結局は集団の総和というのは大きな力を持っていますから。日本の治安維持の能力は格段に向上します。えっと治安の話ではありませんでしたね。
それぞれの能力が高い人がチームになって、或いは自分で自分を点検してみてどの能力が低いのかを悟り、そこを伸ばして、ぜひ、皆様の地域を守るウルトラマンとして頑張ってください!私も自分なりに頑張ります。
ちょっと待て帰るなと、お前、受験脳ってなんなんだって話ですが、それは次回の回でビジネス系の文書とはまた別のお話として語らせてください。そうそう、まだ右の肺でした。芸術系、娯楽系の文書は関係ないからといって、片肺でかけださないでください。一応読んでおいていただけるとありがたい。受験脳ってなんなんだって話はあなたも知っておいた方がいい話です。
それとどうでもいい話ですが、これから文書に記者名を書くことにしました!純粋な遊びです。現実の自分は1人の人間だが、モノを書く時三人格いるという話をしましたね。これの使い分けが私個人としての課題でして、バランスよく使っていかないと出たがりの三男(お笑い芸人)の記事ばかり増え、長男(優等生)が家出し、長女(隠れ乙女)が部屋に引きこもり生きているの死んでいるのかわからなくなります。今年の私のテーマは、兄弟仲良く!ということで、今日はどの人格を使ったのかの記録に、記者名を。ちなみに中盤は優等生の長男が久々に出てきました。本日は共著です。
(記者名:優等生、お笑い芸人)
2024.4.20