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重力

『重力』

翔び立ったんだ

あの台の上から

空に向かって翔び立ったんだ

ふわっと翔んですぅっと落ちてく

どこまでもどこまでも深く

無重力と重力の狭間で

私は生きてる










年末最後の日、川の橋の上から翔び立ったんです。

身体中が真っ逆さまになって
どこまでもどこまでも落ちていきました。

2秒ほど落ちている間が
一生に感じて

重力で落ちているのに無重力を感じたんです。

死を目の前に感じて

落ちきったときには
生きてる

と眼の前がありありとしました。

これは私が普段、生きてるのを感じていないということではなく、
死に向かうことで生がありありとしたんです。

身体を使って生きれてること
たくさんの存在と交われていること
みんなが支え支えられている存在であること。

感謝せざるを得なかったです。

もちろん、バンジーはリスクのあるチャレンジなので、
覚悟はいりますし、必ずしなければいけないものではないですが、
私はまたバンジーしたいと思いました。

あなたは年納めは何をしましたか?
きっと年末に行ったことが今年に繋がっていると思います…!

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