【アニメ感想】推しの子(1期)

以前からタイトルだけは知っていたものの、つい最近になって1期をアマプラで一気見した『推しの子』。
原作の漫画も全く読んだことがありません。

以下、断片的な感想をメモ書き程度に書いていきます。
内容に踏み込んで書いていくため、ネタバレあり。ご注意ください。

全体的な感想

当初の印象とは正反対に、内容が重い。

「主人公が推しの子に転生する」という予備知識だけだったので、視聴開始当初は「最近転生モノの作品多いよな～」「気楽に見れるゆるふわ系？」程度の感覚だった。

• 出産手術の前日に殺される産婦人科医

• 拗らせたファンに刺殺されるアイドル

• その後失踪する事務所社長

• ネット上での炎上を苦に自殺未遂の女優

食事しながら観ることが多かったが、食事向きのアニメではなかった…

印象に残ったキャラクター

＜黒川あかね＞
CVが石見舞菜香さん、おしとやかで自己肯定感の低いキャラ設定、まさにウマ娘のライスシャワーとダブりました。恐らく今回もそれを狙ってのキャスティング？
それだけに、自殺未遂後のアイを意識した役作りでガラリとキャラチェンジ、あれで石見さんの新たな一面を垣間見ることができました。
他の作品では既にそういう役を経験済みなのかもしれませんが、自分は滅多にアニメを見ないので、そのあたりには疎いのです。

＜鷲見ゆき＞
CVが大西沙織さん、個人的に好きな声優さんなんですよね。
大西さんといえばウマ娘のメジロマックイーンと、それ以上になんといってもイース8のダーナ。2人ともお嬢様キャラなので、「大西さん＝お嬢様」という構図が勝手に生成されていました。
一方、今回の鷲見ゆきは登場して間もなく、あざとさ全開。「こういう大西さんもいいなあ…」という、ゾクゾクするような感覚がありました。

そうえば、作中で唐突に菊花賞の話が出ていましたが、キャストに石見さんと大西さんがいることに気づいて腑に落ちました。そこも狙ってのキャスティング？

＜斉藤ミヤコ＞
いわゆる「大人の女性」。
驚いたのは、CVがLynnさんだったということ。
ヒロイン役とか普通に演じているし、そこまでの大御所ではないよな…　とつい年齢を確認してしまいました。
こちらも演技の幅が広い…