missu
この曲を聴くと静かな夜は大体涙を流してしまう。
心が浄化される、ストレートな曲。
絶望的な喪失感から始まり、
心からの恋しさが溢れだす。
当初は、大好きで忘れられない元恋人についての想いを綴った曲だと思っていた。
私には誰かを深く愛し失った経験がまだ、ない。
だからどんなに羨ましくても、
dodoの傷の深さに思いを馳せて、それをただ切ないと眺めることしかできなかった。
あくまで客観的に。
しかししばらくしてから
亡くなった愛犬に捧げた曲だと知った。
そう思えば確かに、失恋した女々しい感じより
2人頑張って生きたよね、とか
君との過去を想うだけで今も幸せなんだとか
恋しくて辛いけれど、それでもどこか前向きでいようとする感情が写されていたことに気づいた。
そして改めて聞いて
大号泣した。
私にも大好きで大好きで大好きなペットがいる。
フォルダはほとんど彼の写真で埋まっている。
私が8歳の時から一緒だった。
彼ももうだいぶ年をとっていて、一緒に生きられるのはあと数年かなと思ったりする。
そうしてこの曲を聴く。
dodoが愛犬を失った世界を書いたこの曲に、大切な彼を失ったいつかの私を重ねずにはいられなかった。
途中、この同じフレーズが4回歌われる。
大切な誰かを失った経験がなかったりして、以前の私のように特に重ねることがないときはおそらく、そんなに言わなくても…もう分かったよという感じだろう。
でもそうじゃない。
会いたい誰かにもう二度と会えないという絶望感と、会えたらいいのにという反実仮想・願望の想いが強すぎて、どうしようもなく恋しくて、この小節でも全然足りないくらいなのだ。
時折、まだ来ないそのときを想像してひとりで勝手に悲しくなったりする。
どころか大体ひどく号泣する。
彼と過ごす時間、彼からもらう幸せに有難みを感じる。
ああ今もティッシュが足りない。
MarshmelloのHappierのmvも泣かずには見られないけど、それに並ぶくらい、泣いてしまう。
note書きながら泣くって…どういう状況⁇
涙が止まらない。
愛しい存在を持つ人に
ぜひ聞いてほしいと思う。