survive
もう半年以上前になる。
2月の研修終わり、
初めてdodoのワンマンライブに30分遅れで行った。
箱は1000人規模くらい、遠くからでもよく見えた。
そのライブの中で、最も印象に残った曲。
イントロ(コーラス)のこの部分が強烈で
そのとき受けた衝撃がとても忘れられない。
それまでも結構好きな曲の1つだったが、重低音とピアノ、dodoの生の声の迫力が相まって、歌詞の重みをこのライブで初めて知ることができた気がした。
hookにも細かくリアルが描かれているが、完全に歌詞の聞こえ方が変わった。dodoの熱のこもった声で必死にサバイブする様を歌う姿が焼き付いていて、頭から離れない。
" survive ''
生き延びる、生存する
liveとはニュアンスの異なる「生きる」
息をして日々を過ごす、だけでなく、厳しい現代を生き抜く、生き残るという意味を込めてサバイブと言っているのだと思う。
失敗することも痛みを感じることも酷く恐れる私には
「生きる」ことは思うよりかなりハードなのだと、
最近悟った。
苦しいし、辛い。もう嫌だ。
生きていればそう思う瞬間は毎日のように訪れる。
未熟な私はそういう時
偶に逃げ出したくなったりしてしまう。
切り裂くことが不可能な闇が襲ってきたとき
それを乗り越えたいとかではなく
ただ早く楽になれるようにと願っている自分がいる。
でも本当は
本当の本当はそうじゃない。
本当は、自分はまだもっと生きたい。
それにもっともっと強くなりたい。
こんなところで中途半端に諦めるのは嫌だ。
分かってる。
分かっていても生きることに消極的になったり
弱気になってしまうとき、爆音でこの曲を聴く。
まだ何もできてない、
このままで終わることなんかできないと
心から自分を奮い立たせてくれる曲。
歌詞の、前向きに引き上げてくれる感じが好きだ。
前菜すらまだ、メインディッシュなんてまだこれから。
「まだこれからなんだ俺は」と
不安な未来への期待を口に出して
自分に暗示をかけるうちに
後ろ向きな気持ちから前向きな気持ちに変わり、
サバイブするエネルギーが湧いてくる。
そうやって、落ち込む度に
何度も何度も何度も救われている。
今回も、ありがとうdodo。
今日も全力で生きる、
未来がどうなってるかとか分からないけど
今をとにかく頑張る、気合い。
私の人生、まだまだこれから。